こんにちは、牧野直子です。
子どもが、バーン!鉄砲の仕草をしてきたら、全力で致命傷で死にかけになったり、逆にするりとかわしてみたり、徹底的に遊ぶほうです。
そのほうが、絶対子どもは喜ぶからね。
保育園のトイレについて
保育園の設計をするとき、その保育園によって、意見が分かれてくるのがトイレ。
乳幼児さんにとっては、トイレトレーニングというのは、とても一つの重要な課題ですからね。
トイレトレーニングも兼ねてるから、トイレはどう作るかがとても重要。
保育士さんからしたら、ちゃんとできてるか見たいから、見えやすく作ってほしいところもある。でも、子どもでも恥ずかしがりやの子もいるんですね。
【空間は遮断しつつ、視線は通す作り】
法規的に、遊戯室とは遮断しないといけない。でも壁にしてしまうと、中の様子が見えない。ということで、アクリル窓を多用した作りにしました。
【色使いはかわいらしく】
保育園児が、トイレは怖い場所って思ってしまったら、トイレに行きたがらなくなってしまう。だから、楽しい色づかいをして、明るいイメージにすることが大切です。
【床はふき取りやすく、腰壁も掃除がしやすく】
トイレトレーニング中は、トイレが間に合わなかったり、ちゃんと便器の中にできなくて、とびはねてしまったり、といことが多々あります。
だから、床や腰壁はふき取りやすい仕上げにするのが必須。
そして、この中にシャワーユニットも併設しています。もし失敗してしまっても、すぐお尻を洗えます。
また、少し余談ですが、
トイレの下にも床暖房をしたい、という依頼があったのですが、トイレの下に床暖房をすると、匂いがとんでもなくきつくなる。
ということで、トイレの下は床暖房をいれないで、計画することにしました。
トイレトレーニングと保育園のトイレとの関係、いかがでしたでしょうか。