こんにちは、牧野直子です。
自分の設計した建物の説明に、内装や外装のスケッチパースを描くことはよくありましたが、生まれて初めて、そのパースを描いてほしいと頼まれました。
パースにはパース屋さんがいるわけだし、プロに頼んでくれればいいと言ったのですが、私に描いてほしい、と頼まれたんです。
私も人の未来を描くということはしてこなかったので、初めての挑戦なdねす。
この年になって、新しいことに挑戦する。
それって、ほんとに怖いことだし、大変 なことだけれども、それを与えられたことには、何かの意味があるんでしょう。
可能性を広げるかもしれないと思ってチャレンジします。
建築のスケッチでも、どんな建ち方をしているか、説明的な絵は、AIでもできるかもしれない。でも、そこに住まう人がどんな行動をとって、どんな人が集まって、というのはAIには想像できない。
AIじゃない私たちに求められているのは、より情緒的なもの、より創造的なもの、ということなんですよね。
だからこそ人間のやることに意義が出てくるのです。
これからの時代は、創造的なこと、話し相手になること、など、より人間味のある仕事を選んでいくことになるんだと思います。
環境を作る専門家として生きていくということは、どんな未来を作ろうとしているのか、それを提供できるような状況になる必要があるんですね!