「倦怠期の恋人・夫婦がLOVELOVEになるバー」

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こんにちは、お店をお客様に愛されるワクワク空間に変える一級建築士、牧野直子です。

お店の内装を考える時は、「テーマ」が大切だと思います。そのテーマも、何々風とかではなく、そこに来る人がどんな時間を過ごしたいのか、どんな風になりたいのか、それを実現させてくれるようなテーマが大切です。

例えば、「地中海風の内装」ではなく、「オイスターのうまみがさらに美味しく感じられて、友達どおしの会話が弾む内装」

というようにですね。

やっぱりそこには、”提供したいライフスタイル”を考えるのが一番だと思います。

たとえばバーの内装。

おしゃれな内装はもちろんなのですが、こんなテーマはどうでしょう?

~倦怠期の恋人・夫婦がLOVELOVEになるバー~

恋人どおし、夫婦でも、付き合い初めて数年がたつと倦怠期に。夫婦だって、あの時の恋のトキメキが欲しいな!なんて思う人は多いと思います。

それが一つの悩みであり、こうなったらいいな!と思う人が多いとうこと。絶対にそれを叶えるというのは無理かもしれませんが、それを目指してお店を作っていますよ~。

そんな意識が重要だと思うのです。

テーマにそってこだわった空間は、お客様が過ごす時間を素敵な時間に変えてくれます!

具体的にどんなアイデア

そんな倦怠期のカップルの仲を取り持つためのお店とは、そんな視点で考えていくのがいいですね。

【ホンモノの素材】

使っている素材も本物。アンティークならなおよし。ツウが見つけるホンモノ。
模写品じゃない。

【お酒はインテリア】

とにかくお酒がカッコよく見えるディスプレイ。
間接照明で、ビンが透けて光って見えるなんて、素敵です~。

【大人っぽい配色】

落ち着いた色のトーンに、差し色を適度に。
光と色の演出がムーディ。

【ムーディーな照明】

全体的に明るすぎず、ピンスポットで適宜に照らす。
壁の間接照明もムーディです。

【世界観にあう音楽】

かかっているBGMは、ジャズ。あるいは、渋いクラッシックなど、お店の世界観にあったもの。

【こだわりを届ける】

ディスプレイは、オーナーこだわりの思い入れのある小物たちが飾られている

【極上のトイレ】

大切なのがトイレ。トイレが残念だと、すべてが残念に。トイレこそ極上の癒し空間を演出。

他にも、サービス上で演出してもよし。それにあう内装を考えるもよし。

どんな悩みを解決できるのか。どんなライフスタイルを提供できるのか

まとめると、どんな悩みを解決できるのか。どんなライフスタイルを提供できるのか

これが大切です!

そしてそのために、お店の世界観を作ること。世界観を作ったら、それを乱すものは極力排除し、統一感を作ることです。

あなたのお店でも、どんな悩みを解決できるか、どんなライフスタイルを提供できるか、そんな視点で考えてみていただけると、お客様がワクワクするお店になりますよ~。

自分のお店ではどうしたらいいの?という方は、遠慮せずに聞いてくださいね(笑)

一級建築士。店舗やオフィスを主に設計しています。ワクワクする建築を作提案しています。お笑いとバレーボールが大好き。