ホリエモンの教育論「すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論」

ホリエモンの教育論「すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論」

こんにちは、牧野直子です。

ホリエモンが教育の本を書いてある!と思って、買って読んでみた。

仕事を遊び倒せ!好きなことを仕事にしろ!と主張されていることは、おおむね大賛成なので、それを子供のうちから教えたい!と思っている私だからこそ、彼の教育論はとても興味深かった。

「すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論」
なかなか過激なタイトルですね。

彼が、すべての教育は「洗脳」っていっている意味はどういうことかというと、

学校はオールBを育てる洗脳機関である。学校がオールBを育てる理由は、上からの命令に対して、そつなくこなせる人を育てるため。代々、軍隊や工場労働者を育ててきたことに由来する、と。

ホリエモンは選ぶ言葉が過激だから、炎上もするんだけど、言ってることは間違ってないと思う。

工場労働者は、上からの指示どおり、与えられた指示をそつなくこなす人が優秀な人。
でも今は、時代の進歩もすさまじい。

今の社会で、自分で未来を切り開いていくには、オールBでは難しい。
何かに突出していないと厳しいのです。

ホリエモンが言う「没頭することが学び」

じゃあ学校に頼らずどうすればいいかというと、「没頭しろ!」ということ。

没頭できることを探すことが、将来の力をつけること、と彼は言う。

私も、学校で机を並べて学んだことよりも、自分が好きで好きで、夜が更けるのも忘れてしまうぐらい没頭して得た知識のほうが、いつまでも記憶に残っている。

そうなんだよね、いろいろやってみて、これが好き、と思うものにハマってみるのがいいんだよね。

 

やりなさい、やりなさいというから、嫌になる。

その延長なんだけれども、「勉強しなさい!」って言われると反発したくなる。でも、自分でやりたい、上達したい、って思ってやることは楽しい。

大人になっていく上で、つまらないことをやらないといけない境遇も増えてくる。

それをどう変えるかというと、「自分でルールを作れると楽しくなる」

どうやったら、もっと早くできるか、もっとスムーズにできるか、など自分で問題設定してそれを実践してみると楽しくなってくるというわけ。

やらされている感というのが、そもそもダメなんだね。

大人になって必要なもの

今人と人との関わりで、ものが売れる時代になってきている。素晴らしいものを売っていても、その商品の魅力だけではなかなか伝わらない。

誰から買うかになっているわけだ。だからこそ、人と人とのコミュニケーション能力とか、レアキャラになるための3つのタグをつけることが、将来につながると本当に思うのです。

それはさすがに学校では教えてもらえないかも。学校の中でも、そういう課題設定をして、楽しめる人材。

そんな導きが出来ればいいなと思いました。

家庭教育の重要性は、ますます必要だな。

一級建築士。店舗やオフィスを主に設計しています。ワクワクする建築を作提案しています。お笑いとバレーボールが大好き。