何年ぶりだろう~。
私の大好きなインテリアデザイナー片山正通さんのDVD「プロフェッショナル仕事の流儀」を見直しました。
そうそう、あの有名な番組のDVDです。スガシカオさんの音楽が脳内にずっと流れてくる~(笑)
2010年のものなので、相当古いですね。
片山さんのデザインしたお店は、カッコいいのはもちろんなんだけれど、お客さんもどんどん入るし、カッコイイだけじゃない魅力がある。
買い物が楽しくなる店舗デザインをされています。
私はマーケティングをエクスマの藤村正宏先生からかれこれ15年ほど習っているのですが、DVDを見て、藤村先生がおっしゃっていることと、片山さんがインタビューで答えられていたことが、あまりにも似ていて頷いてしまいました。。
やっぱり私が惹かれるところには、共通点があるんだな~って思いました。
「片山さんにとって、プロフェッショナルとはどんな人ですか?」
そのインタビューに対して、
「自分が仕事を楽しんでいて、それが周りに伝染していくような人」
というお答え。
また、お店とはどういうものかという問いに対しては、
「お店は買い物をする場所ではなく、経験をする場所だ」というお答えでした。
インタビュアーが「つまり、経験をデザインされているということですね。」と。
その考えが根底にあるから、ただカッコイイだけじゃなく、片山さんのお店には、新たな発見がたくさんあって、お店に行くのが楽しいんだなって思いました。
私はワクワクするお店づくりを考えていますが、改めて、その考えを深めることができました。
片山さんのデザインの仕方で、すごいなあ~って思うのは、模型を詳細に全部作るということ。
建物だけじゃなく、テーブルや什器まで、そして、そこには洋服までかかっている。そこまでして、完成後を確認している。
そしてお客さんの目線になって、どんな順番で商品を目にするか、そういうことも全部想定されているということ。
緻密なデザインができるわけですね。