こんにちは、牧野直子です!
北川景子さん主演のドラマ、「家売るオンナの逆襲」、楽しみで仕方ありません。
2016年のシリーズ「家売るオンナ」の続編になります。
タイトルの通り、型破りな主人公が、家を売って売って売りまくるというドラマ。
初回シリーズは、いまだに録画がハードレコーダーの中にあり、全話3~5回ずつ見てます笑!
その後、テレビスペシャルで「帰ってきた家売るオンナ」がありました。番宣でこちらの再放送がされていましたね。
家売るオンナは、家を売ることで人生を解決
一見、冷淡でロボットのような主人公、三軒家万智なんですが、家を売ることで、その人が抱える人生の問題を鮮やかに解決する。それが爽快でもありました。
住まいは人間関係の悩みを解決できる手段なんです!
それを私も改めて、心に刻んだドラマでした。
前シリーズでは、
20年間引きこもったオジさんニートに、ニート生活は変えず、大家として生きる道を作ってあげたり。
ケガをしてバレエが出来なくなった娘のために、自らも大好きなバレエをやめてしまったお母さんにバレエ教室と自宅を提供したり。
ライフスタイルの違いで別れてしまったカップルのよりを戻したり。
家を提案することで、人生をプラスに転換してきた。
市場に出ている家をどう読み解き、どのような切り口で提案すればそのお客様にフィットするか考える。家を売ることはすなわち、お客様の人生に真剣に寄り添うことでもある、そんなことが読み取れました。
スペシャル版「帰ってきた家売るオンナ」
2時間のスペシャルドラマ 「帰ってきた家売るオンナ」では、一番メインのお客様は、勘当した娘とよりを戻して一緒に暮らしたいと願うおじさん(笑福亭鶴瓶さん)。
不動産屋のマスコットすもうくんの着ぐるみに入りながら、いい物件と有能な不動産屋を探していた、という設定です。
そして自分の住みたいピッタリの家が見つかったのに、三軒家万智は、「あなたにはこの家は売りません!」とつっぱねる。
案の定、鶴瓶さんの娘からは、今で十分幸せだから家はいらないと、父と一緒に暮らすことには反対されます。
そこで提案したのが、「人が行きかう人生の交差点」
つまり、賃貸アパートの大家となって、孤独から解放されなさい、という。
三軒家「安く貸すのです。そして恩を与えるのです。」
鶴瓶「出て行くやろ!」
三軒家「また入ってきます。」
鶴瓶「また出て行くやん。」
三軒家「でも、また入ってきます!」
そして、鶴瓶さんは、賃貸アパートの大家さんになったのでした。
家を売る不動産屋とオーダーで設計する違い
私の仕事である設計は、完全なカスタマイズは、できるけれども、お客様の予想外の提案はなかなかできない。なぜなら、この案にしよう!と決定にたどりつくまでに、何度も何度も打合せをして、お客様もそのために資金を出して、時間もかけて、お互いが納得いくところまで一緒に創り上げていきます。
不動産は、今あるストックの中から、お客様に最適な解をマッチングする。そこにはお客様の予想の何枚も上手の返し方がある。
とても鮮やかであり、私がその点は羨ましいなあと思うところでもあります。
家売るオンナの逆襲
今度は、どんな鮮やかな切り口を見せてくれるか、とても楽しみです。絶対的王者だった三軒家万智にライバルも現れるようですし~。
毎回レポート書こうかな~。