こんにちは、牧野直子です。
今回もぎぼむすのレポートです。
私も大ハマリしている「ぎぼむす」義母と娘のブルース。
第八話も、お店を盛り上げていくためのお話。そして、自分の好きなことを探せばいいと言われても好きなことがない、と張り合ってしまったみゆきが、母の言っている意味がわかっていく、というお話。
とても生きていく上で、仕事をしていく上で、参考になることがたくさんありました。
だから、忘れないように、記事にしておこうと思います。
閉店間際のベーカリー麦田を立て直すお話。
焼き立てホイホイ作戦で、いい方向に行っていたかと思われていたけれども、それにより、食べてもさほど印象に残らない、もう一度食べたいと思わない、悪い印象がお客様にすりこまれてしまったのでは?
と推測する亜希子さんが提案したことは、いったん閉めて、リニューアルオープンしましょう!ということでした。
そして、オープン後はどのようなお店にしたいのか、ということになっていきます。
亜希子さんはリサーチの結果、先代のお父さんの味を復活、という提案をし、先代に協力をお願いに行き、息子の麦田店長の指導をしてもらうのですが、一日中、パンを作らせて何も言わない。
何も言わなかったのではなく、何も言えなかった。その真意を亜希子さんが聞いたところ、
先代「分量も手順もほとんど変わらない。もし何かが違うとしたら、「思い入れ」しかない。そのパン世界一!と思ってつくっているか?」
亜希子さんは、人気だった先代のパンをコピーするのではなく、作る人が心からおいしいと思うパンが成功の秘訣
と気づくのです。
そして麦田店長に、本当に世界一と思って作っているか?とたずねたところ、パンの耳がきらい。耳までおいしいパンを作りたい!と店長の本音を聞くことができたんです。
そっからは、試作作りのパレード。試作に試作を重ねて、やったそれが完成したとき
麦田店長
「初めてパン作りが楽しかった。しんどいのに、しんどいのが楽しいだなんて変タイでしかないですよね。」
亜希子さん 「では、これからはもっと変タイになってください。」
自分探しにもヒントが
そして、みゆきはみゆきで、自分もリニューアルオープンに向けて、提案をするんです。
それはお母さんが提案した先代のリバイバルって、なんかエラソーだし、若い人たちにはウケないよって意見したからね。自分なりの意見を考えるんです。
では、どんな店なら、行きたいと思うか。
そしてプラザ(ソニプラみたいな店)で買い物をしていて気づく。
プラザは、別に用もないのに、行って、ついつい買ってしまう。それは、常に新商品が入っていて、「宝探し」のように店に行くのが楽しいからだと。
そのお店に行くと、わくわくしたり、いいことあるかも~、と思える気持ちが大切なのでは、と提案。
そして、他は茶色のチョココロネの中に、一つホワイトチョココロネがあって、それを買ったらご利益があがるというワクワク感を、自分で書いたマンガでプレゼン!!
自分の好きなことがわからなかったみゆき、お母さんが言った意味がわからなかったみゆきが、そんな成長を見せた。
みゆき「自分のやりたいことをやりなさいっていう意味がわかった気がする。 楽しいことをやらないで、人生が終わっちゃうからなんだよね。」
仕事に生き方に深い学び
めちゃくちゃ学びの深い内容だったと思います。
仕事だって、自分がやりたいことを極めるのがいい。どうやったらこの良さが伝わるんだろう、と試行錯誤しながらやり抜いていくこと。
そうすれば、大変なことも楽しいって思えるぐらいになれる。
私もまた、やる気スイッチが入りました!私が自分が作るものが世界一だと思って作っているので、伝わるようにがんばります!!