色の性質を知って、自分の心地よい空間にしていこう!

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こんにちは、牧野直子です。

今日は、色の性質を知って、自分の心地よい空間にしていこう!というお話です。

色にはそれぞれ心理的な性質がある

色はそれぞれ意味があります。

アイキャッチっていうんですが、まさに目をひく場所には、色がありますね。

よく建築家が設計した家や、不動産でよく出回っているマンションというのは、内装と言えば白。白い内装がほとんど。私は、もっとそこに、色が入ってもいいんじゃないかなって、ずっと思っていました。

色には、心理学的に、さまざまな意味を持っています。

暖色

赤、オレンジ、黄色は、近づいてくる色。こちらの目に飛び込んでくる色です。

暖色は、光の波長が長いため、その波長に合わせて、修正しようと目が動いて、飛び込んでくるように感じるのだそうです。暖色はいいアクセントとあって、ぬくもりや包まれているような感覚を作ります。

寒色

青、紫などの寒色は、逆に遠ざかっていく色です。だから心を落ち着かせてくれたりします。でも、自然光があまりない場所では、逆に冷たい感じになってしまいます。

 

グリーン

グリーンは、すべての色の中で、最も安らぎを与えてくれます。目が疲れたら外の木を見ろ、というのはそういうことです。

ナチュラルカラー

木や石や土の色が持つ微妙な濃淡は、自然界を想起させてくれますよね。だからベースカラーとしても、どっしり構えてくれるのです。

白、黒、グレーといった無彩色は、逆に都会的なイメージ、人工的なイメージになりますね。

第三色

ターコイズブルー(青緑色)やテラコッタカラー(赤茶)といった、オレンジ、グリーン、紫などの中間色を2色まぜて使った色を、第三色といいます。それらの色は、ある色とその次の色との境を行ったり来たり、している色。

シャープさと明るさなど、対比する性質を併せ持つことが多く、空間に活気を与えてくれます。

私は特に、ターコイズブルーが大好き。海がどこまでも広がるおおらかなイメージだからでしょうか。この第三色は繊細な色の性質のものもとっても多いです。

 

色を使って、お部屋を豊かにしていこう!

お部屋が真っ白だけではつまらなくないですか?もちろん、小物類で飾っていくのでもいいですが、お部屋のアクセントとして、色が入っていると、とても空間が豊かに感じてきますよ~。

また、お店でしたら、その色の性質を知って、お客様にどんな時間を過ごしていただきたいか、プロデュースすることができます。

色のつかい方を知って、インテリアをもっともっと素敵にしていきましょう!

 

 

 

一級建築士。店舗やオフィスを主に設計しています。ワクワクする建築を作提案しています。お笑いとバレーボールが大好き。