タカアンドトシによるEテレ芸人先生。「欧米か!」から学ぶ、どんどんアイデアが広がる発想術

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こんにちは、牧野直子です。

Eテレでやっている芸人先生、ゲストは、タカアンドトシでした。
めちゃくちゃ楽しみにしている芸人先生も、来週で最終回。
なんで終わっちゃうの~~??

ネタかぶってもいいから、もっといろんな芸人さんに授業してほしかったな~。

タカアンドトシによる「360度の発想術」講座

学習のテーマは「360度の発想術」講座。

生徒はローソンの社員さんたち。毎週毎週、新しい商品を開発していかないといけない。そのお悩みに対する講義でした。

普通の漫才とタカトシの漫才の比較

タカアンドトシの漫才で有名なのって、「欧米か!!」ですよね。

やはり昔は、タカアンドトシも普通の漫才をしていたのだそうです。この時の映像が若すぎる!タカさんがもはやだれなのかわからない(笑)

普通の漫才とは、

「ボケ」に対して「ツッコム」

それの繰り返し。

1ボケについてツッコミはひとつ。

だからネタを考えていても、なかなか出てこない時もあった。

ファミレスに入って3時間かかってネタを考えていても、ノートに書いたのは、「どうも~、タカアンドトシです。」だけだった、ということも何度もあったそう。

 

それに対して、「欧米か!」

これは、ツッコミを先に考える。

欧米か!ってツッコめるボケを、どんどん考えていったそうです。

マインドマップみたいですよね~。

そこからストーリーを組み立てていくんですね。

タカアンドトシがツッコミ先行型の漫才をやり始めてから、ツッコミ先行型が増えてきたのだとか。やはり革命なんです!

 

例え方もうまい!

普通の作り方は、一発しか撃てないけれど、欧米かスタイルは「機関銃」なんだと。

テンポも上がってくるしね。

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【機関銃タイプのワンワードツッコミの発想法】

ワンワードツッコミのテーマのコツ

ワンワードツッコミのテーマを作るコツは、真ん中のワードは、いろんな連想をしやすいワードを選ぶのがいいそうです。

子供か!女子か!ワンパクか!昔か!

 

欧米か!が生まれた経緯

なぜこの発想法が生まれたかというと、

あるボケを考えていたら、そのボケが弱かったので、トシさんが「昔か!」ってつっこんだ。なんか心にひっかかるなあと思って、それを3連発やってみたら、面白いんじゃない?ってことでした。

そしていろんなワンワードで作っていったところ、「欧米か!」でブレークしたんだそうです。

ワンワードでツッコムという新しさ。

そして、「欧米」というお客さんが共感しやすいワードのチョイス。

それが合わさったんですね。

 

発想を広げるオズボーンのチェックリスト

和田先生の解説では、発想法を広げる

「オズボーンのチェックリスト」が紹介されていました。

オズボーンのチェックリストとは、

1転用
2変更
3縮小
4置換
5結合
6応用
7拡大
8代用
9逆転

定番のものに1~9の操作をしてみて、新しいものを生み出そう!ということですね。

ワンワードから発想する方法も、これらの代わりに、「欧米か!」をお題にしたということですね。

タカアンドトシの発想法

タカさんが何気にささることを言っていた。

「2個書いて2個あたるより、1000個書いて3個当たったほうがいいんだ!」

言い方がおかしかったので、トシさんに、「自問自答か!」ってツッコまれてたけど、これはほんとですよね。

ローソンの社員の方たちには、

「居酒屋か!」から考えて、枝豆パン、塩辛パン、レモンハイパン、、、といった発想をしている方。

「アフリカか!」から考えて、オアシスの水で手ごねしたパン、赤道の直射日光で焼いたパン、しうまうま模様のパン、、などいろいろ考えておられました。

アイデアや発想が必要な方は、面白い講義でした!

一級建築士。店舗やオフィスを主に設計しています。ワクワクする建築を作提案しています。お笑いとバレーボールが大好き。