「DESTINY 鎌倉ものがたり」と「夢をかなえるゾウ2」から見る大ピンチからの復活劇

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こんにちは、牧野直子です。

今、「夢をかなえるゾウ2」の2回目を読み直しています。

最初はストーリーを読むため。

そして2回目は、ストーリーをふまえた上で、どういうシチュエーションで、どういったセリフをガネーシャや貧乏神の幸子さんが言っているかを確認したかったためです。

 

夢をかなえるゾウ2からの気づき

ある程度、自分の覚書として、一度ブログの記事にはしたのですが(こちらの記事)

もっともっと気づきがあるような気がします。

8年間、お笑い芸人を続けていて、いまだに新人発掘オーデションに出ている主人公、西田勤太郎くん。8年間、新人の登竜門に出ていても、次のステージに行けず、芽が出ない。自分にはお笑いの才能はないんじゃないか、、って自問自答しているのですが。

そこに現れたゾウの姿をした神様、ガネーシャは、こんな風に言うんです。

 

「自分、ワシと最初に会うたとき言うてたやろ。『僕には才能がない』て。せやったら、それを一番の強みにせえ。自分で才能がないて思うんやったらお客さんの意見聞いて、直して直して直して直しまくるんや。そしたら必ず天才を超えられる日が来るからな。」

そして、こんな風にガネーシャは補足します。

「もちろん他人の批判を恐れずに自分を貫くんも大事やで。でもほとんどの人が他人の意見を聞かへん本当に理由はな、『直すのが面倒だから』やねん」

 

恥ずかしくても人に聞きに行って、素直にそれを直せるというのは、自分には才能がないかも、って思ってるからこそできるその人のすばらしさなんですね。

 

私も、何をやっても上手くいかなくて、才能ないのかもって思ったり、実作が少ないなって思ったり、人から誤解されやすいって思ったり、いろいろ自信がないことがあります。

でも、人に聞いて素直に行動に移すこと、それを出来ない人はたくさんいるんだから、それができたらそれは、立派な才能なんですよね。

必ず天才を超えられる日が来る。

元気が出ます!

 

「DESTINY 鎌倉ものがたり」との共通点

それと最近、堺雅人さん、高畑充希さん主演の映画、「DESTINY 鎌倉ものがたり」を見たのですが、夢をかなえるゾウ2との共通点を発見しました。

 

それは、夢をかなえるゾウ2の主人公西田君も、鎌倉ものがたりの亜紀子ちゃん(高畑充希さん)も、貧乏神に取り憑かれるんですが、二人とも、貧乏神を追い払おうとするんじゃなく、貧乏神とデートにいったり、ご飯をご馳走してもてなしたり、貧乏神との生活を楽しんでるんですよね。

夢をかなえるゾウ2の西田君は、エアコンのない部屋でも、扇風機にベンツのマークを付けて、扇風機はベンツだから!って楽しめる人。

「勤太郎さんが、貧乏な生活を楽しめたのは、その生活の中に、自分で喜びを作りだしていたから。エアコンのない生活でも、将来が見えない不安の中でも、勤太郎さんはそこに楽しさを見つけようとしていました。」

と貧乏神の幸子さんに言われています。

 

(ふたつのネタバレがイヤな人はこの先は読まないでね、、、、笑)

 

 

一般的な考え方との逆を行く

そして、夢をかなえるゾウ2の幸子さんは貧乏神から人間に変わり、西田くんの恋人になり、

鎌倉ものがたりでは、貧乏神が、亜紀子ちゃんの大ピンチを救ってくれることになります。

 

貧乏神を追い出そう追い出そうじゃなく、そんな状況も、どうやって楽しんだらいいか、って思っていたら、悪いものと思われていたこと(=貧乏神)が、自然と良い結果を導いてくれる、

ということなんです。

とても深いなあ、って思いました。

 

私もひょっとしたら、貧乏神が取り憑いているのかもしれないけれど、この状況を楽しんでいきたいです!

 

 

一級建築士。店舗やオフィスを主に設計しています。ワクワクする建築を作提案しています。お笑いとバレーボールが大好き。