こんにちは、牧野直子です。
自分のサービスを考えることは、商品開発に似ている。
こうじゃないのかなと仮にやってみる。
そのうちに、ちょっと違う、と微妙なズレを感じる。
そして、さらに微調整する。
最初はズレがすごく大きかったけれども、修正していくうちに、その差がどんどん小さくなってくる。
その差がようやく芯に近づいてきた気がします。
私のやりたいテーマ
私がやりたかったテーマ、「楽しみながら学べる教育環境デザイン」なんだな、とすっと腑に落ちました。
環境デザインとは、社会貢献
子供の施設を主に手がける建築家、仙田満さんの著書、「人が集まる建築」のはじめにの部分で、こういわれています。
環境デザインとは、それまでの空間のスケールで分けられたデザイン領域座標に直行する座標で、「〇〇〇のための環境デザイン」というように、対象を明確にしたデザイン領域である。
例えば、こどものための環境デザインでは、都市、造園、建築、遊具、おもちゃ等、すべての空間デザインがその領域となる。物や空間中心の世界ではなく、そこに生きる人、社会を中心にすえたデザイン領域が環境デザインといれる。
すなわち環境デザインという仕事は、いわば社会貢献の仕事である」
例えば、こどものための環境デザインでは、都市、造園、建築、遊具、おもちゃ等、すべての空間デザインがその領域となる。物や空間中心の世界ではなく、そこに生きる人、社会を中心にすえたデザイン領域が環境デザインといれる。
すなわち環境デザインという仕事は、いわば社会貢献の仕事である」
私は、この〇〇〇の中 に、「教育」という言葉を代入します。
人を動かすには、楽しさが一番
何かを普及したい、何かを浸透させたい、何かをさせたい、そのような欲求がある場合、それに「楽しさ」を掛け合わせることが、一番効果があるということを経験則でわかっています。
実はこれ、私が「しょこいくモールプロジェクト」で活動していた中で実感したものです。だから、それも通るべく通った道だったんだと思います。
勉強だって、政治だって、何かの普及活動だって、それが、もともと楽しさがベースにあれば、どんどん行う。
人を動かすには「楽しさ」が一番なんです。
学びのための環境デザインを目指します
建築士の仕事といれば、建物のデザインに言及されることが多いけれども、私は、建築の空間デザインだけではなく、楽しく伝えるための方法論の構築や、そのための環境づくりの設定からやりたいのです。
建物だけじゃない、教育の領域を各分野の境界が溶け合った、包括された領域のデザインを研究、実践していきます。