買うつもりがなかったのに、思わずハマッてしまった本屋さん

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こんにちは、牧野直子です。

JR品川駅のエキナカ、エキュート品川に街研究に行ってきました。ただ研究で来たんですけどね、買うつもりがなかったのに、買ってしまったのですよ。。

それは、エキュート品川の2階にある本屋さん。

買うつもりがないのに、買ってしまうって、どんな時か。

それを考えるのは、マーケティングでも、とても大切です。

だから、考えてみることにします笑。

エキュート品川の2階へ

まず動線です。エキュート品川に入ってすぐ、斜めに配置される中央のエスカレーターがありますよね。そこを上ると2階。そして通路をぐるっと回ります。どんなお店があるかなあ、なんて思いながら見ていると、本屋さんがありました。

ただ本屋があるだけなら、そんなにじっくり見ないんですが、店頭に、文具や本が、素敵にディスプレイされていたんです。

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そしてあれ?何だろう、、と思って見に行きます。

室内のショッピングモールなので、店頭に壁や入口がないのも大きいですよね。

通路とお店の堺がありません。

そしてそのディスプレイを眺めていると、気付きます。

本棚も普通の本棚じゃなくて、ちょっとデザインされてるなって。

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そして周りを見渡すと、黒板が目に付きました。

そこには、日付とお薦め本の説明が書いてあります。

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へえ~、なんて面白がって、きょろきょろ見回していると、デザイン本コーナーがあって、まんまとそこにはまりました。。笑。

そこに置いてある本は、どれも買って帰りたくなるような本ばかり。

さすがに、それらを全部買って帰るのは衝動買いすぎるなあ、、と、これぞ!と思うものを選びました。

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それが、nendoというデザイン事務所の佐藤オオキさんの「スピード仕事術」

年間400ものプロジェクトを並行させているその秘訣という本。新しい会社での仕事も何件も並行して担当のプロジェクトを持つと聞いていたし、さらには、自分の時間を作ってSNSやアウトプットもしていきたいと思っていたので、いかに時間を作ればいいのか、って思っていたのです。

さらに、それが、単なる時間管理の本じゃなくて、デザイナーが書いているというのもとても気になりました。

そして買って帰ったという次第です。

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私がデザイン畑にいるから、ちょっと凝ったディスプレイに自然に興味が行ったのかもしれませんが、あれ?この店、普通とはちょっと違うぞ、と深層心理にささやきかけることは、他の分野の方にも購買意欲に深く関わると思うんですよね。

自分のお店らしさのディスプレイ。

そしてそれには、お店の考えやコンセプトとマッチしていることがとても重要!

そんなことを思った一日でした。

一級建築士。店舗やオフィスを主に設計しています。ワクワクする建築を作提案しています。お笑いとバレーボールが大好き。