ノーサイドゲームの感想。自分に価値はない。どん底からの挑戦!

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日曜劇場は、家族のTV番組争奪戦に負けて、今まで見られなかったのですが、今回初めて、見逃し配信のTVerで見た「ノーサイド・ゲーム」

非常に気になったので、Tverで見たんです。

ラスト近くで、ラグビーのチームメンバーに向けて、大泉洋さんが語る場面。

台本何ページ分なんだろう。それを感情をこめて、やりとりもしながら、説得していくシーン。

ほんとに、大泉さんの演技力に脱帽しました。

そのシーン、私に重なる部分があって、かなり勇気をもらえました。

 

一字一句は複製できてないけれど、大体こんな感じのことをおっしゃられていました。

(14億円の予算請求をしていた来年度のアストロズ予算の見積りがゼロの用紙を渡して)

 

大泉洋さんの、選手を鼓舞させる演説

 

ゼロ円。それが君たちの今の価値だ。

負けてばっかりいて、誰がそんなチームの試合を見たいと思う?

私ならごめんだ。

社員にとっては、アストロズよりも、「社員食堂の30円値上がりします」というお知らせのほうが大事なくらいだ。

君たちにはそれだけの価値しかないんだ。

 

君たちは、私の歓迎会の時に、「目指すはリーグ優勝」と言っていた。本音はどうなんだ。

リーグ脱落が危ない。現状維持できれば万々歳というところだろう。

 

企業でいうなら、「ものが売れませんでした。今年もこの調子でやっていきたいと思います。」

そんな危機感のない社員は即刻、クビだ。

 

正義が勝つんじゃない。勝ったものが正義なんだ。

勝者は喝さいを浴びて、敗者は批判にさらされる。ラグビーだろうが、ビジネスだろうが。

はなからトップを目指さなければだめだ。

そんな君たちだから、なめられるんだ。

 

ラグビーは君たちの誇りだろ。

君たちはどん底だ。それを自覚しろ。

あとは上だけを見ろ。

(上って?)

もちろん優勝だよ。

それなら誰も文句を言わない。

 

 

自分と重ねあわせて

とにかく、引き込まれる演技。すごかった。

私も自分自身をアストロズの面々と重ねあわせていました。

私は自分自身でいうのもなんだけれど、負け組です。子どもを産む前までは、とても忙しい日々を過ごしていましたが、子育てをするようになって、今までのやり方ができなくなってから、ダメになってしまった。

そんな私は、ある集まりに行くと、必ず批判をされるのです。太っているからダメなんだ。ダサいからダメなんだ。こんなところに来るからダメなんだ。言われたことを愚直にやるからダメだ。子育てを理由にするからダメなんだ。バレーボールばっかりやったらダメなんだ。

ダメダメダメダメ。。。

ブログ書いたって、誰も読んでないんだから、効果ダメでしょ。

上から目線で言いたい放題言われまくりです。

そう、負けているヤツには批判しかついてこない。それは実感として、非常に感じていることです。

勝ったやつが正義だって。

でも私はそんな批判されること、笑って受け入れて、どんどん愚直に実践してきました。

体重だって12kg痩せました。服だって、今まで着なかったような服を着るようにしました。大好きなことをする時間を増やしました。先生のアドバイスを毎月聞きに行きました。そして必ず実践しました。

でも、そうやって努力する人を笑う人が必ずいる。

ダメなヤツはいくら努力したってダメだってね。。

でもここで腐ったら本当にダメになる。私はそう思って、がんばり続けるのです。

努力する人間は、はたから見たらカッコ悪いと思う。でも、そんな泥臭いことでも、やるしかない。

そして、がんばるからには、上をめざさないと。

 

 

一級建築士。店舗やオフィスを主に設計しています。ワクワクする建築を作提案しています。お笑いとバレーボールが大好き。