こんにちは、牧野直子です。
バレーボールが好きすぎで、家でもボールにふれていたい、という方のためにどういう感じの住まいがいいか考えてみました!
バレーボールには天井高さが必要
バレーボールって、他の球技と違うところは、パスをするにしても、アタックをするにしても、ボールをはじくのが基本なので、天井高さが必要なんですよね。
だから、普通の2.4m天井では、ほとんど何もできません。一人で頭上パスするにしても、Aクイック並みの短いトス練習しかできないし。
コート一面までは必要ないけれども、そういったバレーボールのちょっとした練習ができる家ってことで考えてみました。
一番必要なのは、天井高さ。だから、練習できるエリアは吹き抜けになっていて、天井が高くなっている。
壁打ち練習ができる丈夫な壁
一人で練習するには、壁打ちをすることが多い。
オーバーハンドのパスや、アンダーハンドのパスを壁を相手に。
また、アタックの練習になるのが、連続で壁打ち。これが結構、難しくて、ボールが打ちやすい同じ位置になかなか戻ってこない。これを練習するだけでも、ボールのミートがかなり良くなるはず。
こういった練習をするために、必要なのは、頑丈な壁。壁打ちをする部分は、コンクリート壁で考えました。
ここには窓は一切もうけず、とにかく壁打ち専用の壁です。
【バレーボールの練習ができるワクワク住宅】
ネットやラインは距離感を知るために
一人での練習では、サーブ練習もしたい。
そうなると欲しいのは、ネットと、コートのラインです。
ネットは一つの目印だからとても重要。
大きさを知るために、コート のラインも欲しい。
もしも縦の距離がなくても、壁のどこらへんに入れば、コートの中に入るかわかるような、印が壁にあればOK。
ネットがあると、アタックの一人打ちもできますしね。
もしも誰かが、トスをあげてくれれば、その練習もできる。
ダイニングキッチンと一体に。でもボールは入らないように
ダイニングキッチンは、練習エリアのすぐ横に。
空間は一体的に、でも、ボールは入ってこないように、フェンスでできた扉をつけてみました。
窓や天井も、ボールの跳ね返りに注意
窓は、コンクリート壁以外のところから。
ボールが当たって割れないように、木をボーダー上にして、その裏に窓を設置しました。
ここから日光を受けるから、吹き抜けの高さいっぱいです。
天井も、吹き抜けとはいっても、体育館ほどの高さはないので、ボールが当たることもある。だから照明も天井から出っ張るかたちではなく、ライトの部分だけ掘り込んで、そこに設置しました。
これならバレーボールが入ってライトが割れない。
床は体育館仕様
床は、体育館仕様のフローリング。練習エリアの部分は、クッション性のあるプラスチック素材の下地を下にひきます。
バレーボールの練習ができる家
こんなイメージですね。
住まいの広さにもよるけれど、工事費は、2800万円ぐらいでしょうか。
でも、自分がワクワクする住まいだったら、いいですよね。