子供の得意や大好きを発見して、育てていくには

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こんにちは、牧野直子です。

大好きなこと、得意なことが、人々に喜ばれて、それが仕事になって成功できれば。

私は、そう思っています。
大人だってそのほうが幸せだし、そういう子供を育てたいって思っている。

 

「勉強しなさい」の光と影

豊田議員の件じゃないけども、勉強ができても、あんな風に人を見下してしまうのはどうなんだろう、って思ってしまわない?

勉強ができることは非常に大切だけれども、そのベースとしての人間の器が育っていないと、トップとしては動けない。

私だったら、勉強も大事、それ以上に、学生のあいだは、もっとたくさん友達を作りなさい、恋をしなさい、っていうかな。

 

めちゃくちゃ楽しい × ちょこっと勉強

しょこいくフェスタは、

「めちゃくちゃ楽しい×ちょこっと勉強」

というのをコンセプトにしてあります。

 

勉強しなさい、勉強しないさい!って無理矢理やらせるよりも、こうやったら勉強だって楽しいでしょ、という思いで作ってある。そして、子供たちの大好きなことはなんだろう、って親が確認できる場。

ゲームだって、友達と一緒に、対戦したり、クイズラリーを考えていけば、楽しい思い出になるよね。

 

見てさわって考えて、応用まで

フェスタの運営をしている裏で、毎晩毎晩、私はそのゲーム作りをしてました。

ちょっと科学的、そしてコストがかからないもの(笑)といえば、空気砲
しょこいくフェスタのゲームコーナーの中のひとつに、空気砲のコーナーを作りました。

空気砲を実際にさわって、射的ゲームをする。
空気砲に関するクイズ
空気砲の原理の解説
ミニ空気砲を作ってみよう、応用工作

 

 

空気砲を面白いって思う気持ちが熱い時に、なんでだろう、ていうところまでひもづけています。

 

何か面白そうなことがある

→ 大人がそれに気づくきっかけを用意したり、声がけをする。

→ 子供がちょっと興味を示した。

→ 子供がのってきたら、それを応用してみよう。

 

日常生活でも、いろんな不思議があると思うんですね。

 

なんでこうなるの?どうして?

と子供が興味を持ってきたら、一緒に面白がって調べてみよう、それがわかったら、あれも同じだね!など、その応用にまでひろげてみる。

たぶん、こうした親子の会話があるだけで、子供の好奇心はどんどん育つし、賢い子になっていくと思う。

 

大好きを発見できる場としても活用してほしい

初回開催で、あらゆるジャンルの企画を出せたわけではないけれど、しょこいくフェスタでは、さまざまな企画がある中で、この子はこういうことに夢中になるんだ! なんていう発見ができる と思うんですね。

ものづくりが好き、かわいいものが好き、

好きなことの要素を分解してみると、その子の本質にたどりつけるかもしれない。

興味を持ったものがあれば、もっと掘り下げてみたい、勉強したい、と思うだろうし、そこを伸ばしていってもらえればと思う。

 

大人だって

得意なこと、好きなことを仕事にできている人って、とても輝いている。

いきいきしている。

会うといつも、仕事のグチ、人のグチばかり言っている人ってつまんないよね。

こんな面白いこと考えている、楽しいこと考えている、っていう話を聞くほうが楽しいじゃない。

私だったら、こんなことできるよ! こんな風にしたら面白そうじゃない?なんて、盛り上がる。

そんなわくわくする大人たちの場を作って、それを身近にいる子供が、こんな大人になりたい!って思ってもらえたら、なんてサイコー!と思っています。

一級建築士。店舗やオフィスを主に設計しています。ワクワクする建築を作提案しています。お笑いとバレーボールが大好き。