こんにちは、牧野直子です。
みなさんは、映画は見られますか??
私は、そこまで映画好きではないのですが、まったく見ないわけでもありません。家で、夫が逐一テレビで放映される映画を録画しているので、一緒に見たりします。
世界観って何?
世界観って何?って考えた時、イメージしやすいのが、映画や舞台のセットなのでは?と思うのです。
映画の中でも、架空のもの、ファンタジーやSFを扱ったものが、世界観のカタマリです。映画のセット、設定したロケーションなど。それらに、世界観というものが現れますよね。
映画を見るとき、ストーリーが素晴らしいのはベースにあるとして、その映画が醸し出す雰囲気、その映画に迷い込んでしまいそうな建物やその時代の背景が記憶に残ったことはありませんか?
その映画の世界が、もし現実にあったとしたら、ワクワクするような、そんな感情を起こす映画。そんな映画に、世界観はよくあらわれます。
テレビや舞台、映画などで使われる背景。これらのセットは、決められたコンセプトを元に使う色、インテリア、照明、飾りなどを決めながら、空間をプロデュースしていきます。設置されている小道具一つにしても、ストーリーや時代、登場人物に合っているものか計算して設置しているのです。どうやったら、見る人がグッと映画の世界観に引き込まれるような空間を作れるかどうかを考えて、作り込んでいくわけです。
独特な世界観が感じられる映画
有名なところでいうと、「ハリーポッター」シリーズや「チャーリーとチョコレート工場」などが、独特な世界観で映像が作られていますよね。
ハリーポッターシリーズ
J.K.ローリングの小説でも、丁寧に描写はされているものの、それをどういうデザインで起こすか、それが映画ならではです。
ホグワーツ魔法学校のデザインだって、魔法というちょっと薄暗いイメージや、不思議さ、そして豪華さが出ています。
ホグワーツ魔法学校の大広間。天井に限りないろうそくがぶらさがっていて、幻想的な大広間。ファンタジーの世界に自分も入り込んだような気分になりますよね
チャーリーとチョコレート工場
ティムバートン監督の映画は、ほんとにどの作品も独特な世界観があります。特にチャーリーとチョコレート工場は秀逸。チョコレートの川など、甘いお菓子でできた工場。でもちょっと不気味な感じ。
これらも、細部にわたって、設定がされています。
スワロウテイル
私が昔みた映画だと、「スワロウテイル」
アジアの場末のようなイメージなのに、そんな国はどこにもなくて架空の国。配色などの設定がとても素晴らしかった。
本能寺ホテル
世界観としてそこまで有名ではないけれど、こういうのも世界観なんだよな~と思ったのが、
「本能寺ホテル」です。
現代から、主人公の女性が本能寺の変が起きる前日にタイムスリップする話ですが、本能寺の跡地に建っているとされる「本能寺ホテル」のデザインが絶妙!
現代からちょっと取り残されたような小さなホテル。この場所なら何か不思議なことが起こるかもしれないと思わせるホテルのデザイン。映画の中でも、支配人が最後に自分もタイムスリップできるのではないかとエレベーターに乗るのですが、まさに見てる私たちも、そのエレベーターに乗ってみたくなるんですね。
世界観とは
世界観とは、見るものをワクワクさせる、作者が描くファンタジーを視覚化したもの
といえるかもしれません。
モチベーションを高めるオフィスには、世界観があります。詳しくは、レポートをご覧ください~。