こんにちは、牧野直子です。
ウソと演出についての話です!
ウソと演出はまったく違う
話を面白く話すときに、話を面白く膨らます、というのがありますよね。
芸人さんは、ほんとに膨らますのが上手だなあって思います。
そのね、作り話じゃなくて、膨らますってところが裁量なんですよね。
作り話よりも真実のほうが面白い
0→1はウソになりますよね。
いくらどんな面白い話だって、まったくない話が出来上がってきたらそれはウソ。
まったくの作り話だとわかったら、
映画だって、原作がフィクションじゃなくて、実話のお話っていっぱいありますよね。
その話が、真実なんだ、というフィルターがかかることで、同じお話でも、とても心に刺さる話になる場合が多い。
ドラマのような真実の話だからこそ、共感できる。
でも話を面白くするときに、1→10にすることはよくあるそうです。
でも、それはウソじゃなくて、演出!
膨らますのは、オチに向かって最善の味付けをする
エピソードトークをしているときに、伝えたい話のオチがあったら、それに関係するフリになる話は、しっかり丁寧に話す。
そしてオチに対して、必要じゃない情報はサッサと捨てて、オチにうまく意識にいくようにもっていくそうです。
素人だとね、そのへんのさじ加減が難しいんだけどね。
オチに関係ないやん、というところは、思いっきりバサっと捨てるわけです。
講演づくりも、建築も一緒
でも講演の練習をしていても、伝えたいことは最後のひとつだけ。そしたら、それを伝えるために必要なことは何か、
伝わるストーリー作りも、面白い話も、建築も、何を伝えたいか、そしてそのためには何をそぎ落として、何を丁寧に厚くすればいいかを考える。
そうやって、世界観を作っていけばいいんです!