こんにちは、デザインとマーケティングで、お店をお客様から愛されるワクワク空間に変える一級建築士、牧野直子です。
お店をされている方の悩みの一つに、バックヤードをどうやって片づけるか、というのがあると思います。今日はレジ周りも含め、散らかりやすいバックヤードをキレイに保つ方法をまとめていきますね!
結構、レジ周りは客様から見えちゃう
まず最初にレジ周りから。
領収書や文房具、スタッフのメモなど、レジ周りはごちゃごちゃしがちですよね~。でも、そのままだと見た目も悪いですし、何より会計のミスにつながってしまいます。
私もクリニックの受付周りの設計をしたときに、カルテ置き場を正面から隠したつもりでデザインしたのですが、いざ出来たら、前から丸見えだった!っていう失敗がありました。
図面で書いていると、前に壁があると隠れているような感じがするのですが、いざ出来上がってみると、お客様はカウンターで会計をされるわけで、カウンターに立つと、斜めからのぞき込むような形になるので、丸見えだったんですね。それでかなり勉強になりました。
つまり、自分では見えていないと思っていても、お客様はカウンターのすぐ近くに立つわけですから、結構、中の様子が見えてしまうということです。
レジ周りが散らかっていると
しかも会計をする時ですから、お客様が手持ちぶさたで、じーっと視線がその周りに集中してしまうのです。
そこが、スタッフどおしの伝言メモがペタペタと貼られていたり、書類やファイルが乱雑に積まれていたりすると、、、。特に、おしゃれな雰囲気を大切にしているお店では、イメージが崩れてしまいますよね。
また、レジ周りがごちゃごちゃしているということは、それだけ作業がしにくくなるということです。
お会計では大切なお金を扱います。整理整頓が行われていないと、ミスが起こってしまったり、時間がかかってしまったりしてしまうかもしれません。
お客様に迷惑がかかってしまいます。そのため、レジ周りは常にスッキリしたいものです。
レジ周りの整理整頓のコツ
では、どうやって整理整頓していけばいいか、ですよね。
1.物を減らす!
2.置く場所をルール化する
3.片づけの時間をルール化する
私が考えるに、これらがポイントかなと思います。
1物を減らす
一番カンタンなのは、レジ周りの物を減らすということ。
棚や引き出しにしまって、レジ周りの机には、極力置かないということです。
紙類やこまごましたものは、まとめて、ファイルにしまう。100円ショップのプラスチックの箱型ケースなんて私は重宝しています。
こまごまとしたものも、それにいれると立てかけることができるので、本棚に入れて整理できます。
2.置く場所をルール化する
引き出しや、棚を利用して、しまったら、どこに何をしまうか、置く場所をルール化してしまうことです。ものそれぞれに、住所がつくようなイメージです。はさみの住所はこの引き出し、という感じ。それをスタッフ全員に徹底してルール化するのが重要です。
そして使ったら、そこにしまう!
これを徹底するだけでも、変わってくると思います!
3.片づけの時間をルール化する
飲食店だったらランチは特に忙しくて戦場状態になりますよね。でも、その前後の時間など、比較的ゆとりが生まれる時間があると思います。
その時間に、「必ず整理整頓をする時間を組み込む」など、片づけをする時間をルール化することです。
これで、かなりスッキリすると思いますよ~!
レジ周りの整理整頓について
レジ周りの整理整頓について、まとめてみました。いかがでしたか?
次は、バックヤードの整理整頓について、まとめますね!