ネパール人が祖国に「メイドインジャパン」の出前機を持ち帰る、という番組から学んだ色々なこと

20180403_225201

こんにちは、牧野直子です!

久々に、いいテレビ番組見たなー!
たまたまつけた「メイドインジャパン」というTBSの番組。

「メイドインジャパン」というドキュメンタリーバラエティ番組

日本で暮らすネパール人の男性がネパールの山奥に住むおじいちゃんに、日本の出前機をプレゼントするというもの。

 

それじだけじゃない、母校にサクラの苗木や鉛筆をつなげる削り機、おじいちゃんのお店用にLEDや、バーミキュラ鍋など。

すべてに愛がつまってた。
娘と一緒に、11時までだけど、最後まで見ちゃった。
 

ネパールの山奥 チサパニ村

ネパールの山奥にこんな街があるなんて。

チサパニ村。

持ってた世界地図で探したけど、当然載ってない(笑)
ヒマラヤ山脈があるネパール、その一画にあるらしい。

首都のカトマンズから、車で14時間。
のはずが、行く道が舗装されていなくて、何度も砂や水たまりの中に車がはまってしまう。最後は土砂崩れで、一本しかない道が通行止め。結局14時間じゃつかなかった。

その工事が終わるのを待つよりも、歩いたほうが早いと、最後は歩いて、日本に住むネパール人、カダカさんは歩いて行った。
 

子供にも伝わる

私の娘に、好き嫌いはダメでしょ!とか、ものを粗末にしないでね!とか言葉で言っても、あまり効果はないけれども、こういうドキュメンタリーを一緒に見ると、すごくよく伝わる。

そして、この番組で教えられたのはそんなもんじゃない。

夢を持って日本にきた男性。日本でネパール料理店を開くものの、失敗。
だから20年間、お世話になったおじいちゃんに合わせる顔がないと思っていた。
でも、番組の後押しがあったおかげで、20年ぶりに、おじいちゃんと会うことができた。
20180403_221456

【大恩人のおじいちゃんと20年ぶりに再会】

 

ネパールの山奥の道は、土が「虎の牙」のように、ゴツゴツしていて、その上を出前のバイクがカレーやラーメンをこぼさずに配達するのは至難の業。
そこに、メイドインジャパンの出前機が登場。

20180403_225201

【出前機つきのバイクに大興奮のネパールの方たち】

隣町からおじいちゃんのカレーが好きで食べに来ていたおばあちゃんも、足腰が弱って、おじいちゃんのレストランに来ることをあきらめていた。そのおばあちゃんに、そんな虎の牙の道路を通っても、一滴もこぼさず届けることができた。

それがメインのお話だった。

20180403_225938

【絶対、汁物なんて運べない虎の牙と呼ばれる道】

 

番組としては、日本に住む外国人が、故郷に届けたい!と思ったメイドインジャパンの製品を、送りたい人に届けるというコンセプト。

でもね、カダカさんが届けたメイドインジャパンの製品はこれだけじゃなかった。
 

たくさん出てくる日本製品と日本の心

夜になると電気を節約するために、照明は一切つかない。そこに太陽電池で充電できるLEDの照明をプレゼントしたり。

無水調理器のバーミキュラ鍋もプレゼント。

バーミュキュラ鍋って、無水調理でおいしくヘルシーに、素材の味を引き立てる、ということで人気だけれど、カダカさんがそれを持っていった理由に感動。

水もとても貴重だから、水を入れなくてもいい鍋。そして、ガスも電気も使わず、薪をくべて火を起こして料理をしているから、バーミュキュラは弱火でいいから、それも節約できる。
そんな理由。
視点を変えれば、ほんとにそうだ。

 

母校へのプレゼントは、日本の心

そして、おじいちゃんへのプレゼントだけじゃなく、自分が育った母校へもプレゼント。
母校も、家から片道40分、虎が出るような獣道を谷ひとつ超えて、山から山へいく通学路。

カダカさんは、子供のころ、10人兄弟で、ノートを買うお金がなく、いつも土に書いて覚えていたそう。
だから母校の子供達に、たくさんの鉛筆と、短くなった鉛筆をつなげて長い鉛筆にできる「つなぐえんぴつ削り」をプレゼントしていた。

バーミュキュラみたいな最先端のメイドインジャパンもいいけれど、日本独自のもったいない精神から生まれた、このえんぴつ削り器をプレゼントを子供達にプレゼントしたのも心にしみた。
こういった製品だって、メイドインジャパンなんだよ!って、日本人の心が聞こえてきた。

そして、校庭に、桜の木の植樹。桜が咲いたらみごとだろうな。

 

夢を持つことの大切さは受け継がれていた

そしてこれほんとだったら、すごいなと思ったのが、この母校の校長をしていたのが、カダカさんが首都カトマンズで、家庭教師で教えた教え子だ、ということ。

教えてたのは、首都のカトマンズだよ。だから、なんでチサパニ村で校長先生やってんの!!ってカダカさんびっくりしていた。

でもねそれってね、カダカさんがその生徒に、自分の夢を話して、夢を持つことの大切さを伝えたからなんだよね。ほんとに、これは泣けた。

 

おじいちゃんがなぜ可愛がってくれたか、その理由に涙ウルっ

そして、カダカさんは10人兄弟。
おじいちゃん、といっても本当はおじいちゃんの弟にあたる大叔父さん。
そんなおじいちゃんが、なぜカダカさんを一番かわいがったのか、というカダカさんの長年の疑問。

それをおじいちゃん本人に聞いていた。

それは、貧しい兄弟で、弟や妹たちがお腹をすかせていたら、自分はお腹がすいても、自分の分を分けてあげていたり、優しいところをずっと見てきていたから。
だから、おじいちゃんは、カダカさんを特にかわいがったんだとか。

子供と一緒に見たい番組

ほんとに、いい番組でした。
こういう番組、どんどん子どもと一緒に見たいですね!!





一級建築士。保育園・介護施設など福祉施設を主に設計しています。2児の母親であるとともに、学習塾での指導も行っています。お笑いとバレーボールが大好き。