問題になっている孤食、個食、固食。健康的な食生活のカギは家族で食卓を囲むこと

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健康的な食生活のカギは家族で食卓を囲むこと

こんにちは、牧野直子です。
子供たちの間の中で、「孤食」が問題になってきているというのをご存知ですか?

昔は、家族も多かったけれども、今は両親とその子供という核家族化になってきているからですね。

孤食は一人でご飯を食べることで、「こしょく」ですが、この孤食以外にも「こしょく」にあてはめて、個食、固食、粉食 なども言われています。

好き嫌いのなかった子供時代

自分で言うのはなんなんですが、私のいいところは、好き嫌いがほとんどなくて、なんでも食べること。子供のとき、一人っ子なのに、珍しい!!と保育園や学校の先生に母がほめられたと聞きました。

どうやって子育てしてるんですか?って。そんな時に母は、食べても食べなくても、家族とおんなじメニューを必ず私の前に出したんだそうです。

最初はイヤダイヤダと食べなかったものも、常にそれが置かれていると、ある時、食べるようになってきたんだって。

そうやって私の好き嫌いがなくなっていったのだったら、母に感謝ですよね。

こしょく、こしょく、こしょく

いろんな「こしょく」がありますが、

孤食は一人でご飯を食べること。
個食は、一人だけ違うメニューのご飯を食べること
固食は、いつも好きなものばっかり食べること
粉食は、パンやパスタなど、粉ものばかり食べること

です。食生活と子育てを語る上で、全部問題になっています。

親が、子どもが食べないからっていって、好きなものしか出さなかったり、その子だけ特別にしてしまったり、そういう中で、精神面でも影響がでてきてしまう。

私の家では朝、父と息子はごはん党、娘はシリアルやパン党なので、(ちなみに私はダイエットでおかずとサラダだけ(笑))、娘だけシリアルという違うメニューになりがち。だから、昼ごはんや晩御飯はちゃんと一緒になるように、気を付けるています。

ほんとに、好き嫌いひどいからね。そして、関連があるかどうかはわからないけれど、精神の不安定も、娘の方が多いんです。

孤食の子供は不定愁訴を訴えている

日常的に孤食をしている子供たちの健康状の統計をとったところ、元気が出ない、だるい、めまい、眠れない、いらいらする、便秘しやすい、、などの不定愁訴の中で40%の子供たちが4項目以上をあげたそうです。

こりゃ大変だ。

やはり、健康的な食生活は大切ですね。

孤食、個食ではなく、きちんと、家族とともに、コミュニケーションを取ながら楽しい食卓にしたいものです。

家族が自然と集まるダイニングへ

家族のコミュニケーションは、食事の時間がもっとも取りやすいチャンス。家族が温かく集まり、会話がはずむようなダイニング、自然とダイニングやリビングに集まるような間取りなど。
建築でも、サポートできる点が多々あります。

そういった配慮を、環境づくりの点からしていければなと思います。

一級建築士。店舗やオフィスを主に設計しています。ワクワクする建築を作提案しています。お笑いとバレーボールが大好き。