こんにちは、牧野直子です。
賢い子が育つ家づくりとかっていうテーマだと、なんだかうさんくさいなあ~、と思ってしまうわたくしですが、料理がおいしくなる家づくりというテーマだと、そういった気持ちがなくなってしまうのが不思議。
料理だと、テキパキと効率よく動けたり、食べ物の貯蔵方法だったり、オーブンなどの設備だったり、住まいとの関係がより深くなるからでしょうか。
ということで、料理がおいしくなる家づくりについて考えていきたいと思います。
キッチンは心地よくしたい
その中でも、今日はキッチンからの眺めについて。
料理がおいしくなるには、作る人が愛情もって作るのが一番。そのために関わってくるのが、作りての感情ですよね。
作っている人の気分をよくするためにも、キッチンは心地よくしたいです。
例えば、一人で奥に閉じこもってしまったり、薄暗かったり、油でギトギトのキッチンでは、トーンダウンしてしまいそうです。
そうじゃなくて、清潔に保たれていて、さらにはそこに窓があり、外の景色が目に入れば、気分がいいですよね。
キッチンからの眺め
眺めを切り口として、キッチンの配置をどうやって考えて行くかというと、
キッチンに立つ時に、何をみたいか、ということが、ポイント。
キレイな景色を眺めながら料理をしたいのか。
TVを見ながら料理をしたいか。
家族の様子を眺めながら料理をしたいか。
どういう感情が一番かを考えて、キッチンのその先に何があるかを考えていけばいいと思います。
キッチンでの作業
キッチンでの作業を、大まかに分けると、洗う、切る、焼く、盛り付け になるかと思います。
洗うのはシンク。切るのは作業台。煮たり焼いたりするのは、コンロですよね。
この中でも、コンロを使う時はきちんと火元を見ていないといけません。
また、包丁で切る場合も、手元をちゃんと見ていないといけません。
だから、キッチンからの眺めを考えるには、基本的には、洗う場所、盛り付けの場所が中心になります。
でも、盛り付けと洗い物だとしたら、長い時間がかかるのは洗い物。だから、洗い物の水回りからの眺めを考えるといいんですね。
キッチンと窓
また、キッチンを気持ちよく使いたいという点では、窓も有効です。
I型キッチンでキッチンが独立している時は、キッチンの突き当りなどに窓を設けてあげると、キッチンにこもっている感が少なくなります。
また、そこにサービスバルコニーがあると、ゴミをそこに保管したり、匂いについても逃がすことができます。自然光が入ってくると、手元も明るくなります。
また、窓が二つあると、風が通りやすくなり、キッチンに置いてあるまな板や洗い物も乾きやすいので、清潔に保てますね。
料理がおいしくなるキッチン 眺めと窓についてでした。
愛情たっぷりの料理を作って、家族仲良く円満にいけるといいですよね!