こんにちは、牧野直子です!
テレビで、MOTION SILHOUETTE(モーションシルエット)という絵本が紹介されているのを見ました。
絵本というのは、絵とお話がそこに描かれているのが普通ですよね。
このモーションシルエットという絵本は、飛び出す絵本のようになっていて、その飛び出した部分に光をあてると、その陰が絵本の台紙に映り、いろいろな物語につながっていく、という絵本。
いわば絵本の中の絵が光によって動き出すのです。
面白いな~、デザイナーだな~って思いました。
光を当てる角度によって、列車が動いているように見えたり、イナズマが光ったりするように見えるんですよね。
それはお話をしながら、絵も読み手が動かしていける絵本。
インタラクティブなんです。
影絵遊びでは、手でいろいろな形を作って、お話をしたりしますが、それに絵本という媒体が加わって、お話をサポートしているって感じなのかな。
イタリアの幼児教育として有名なレッジョエミリアアプローチの中にも、太陽の影を使って、アートを作ったりしています。
透明に色のついたセロファンを窓に貼ったりする。
すると、太陽が落とす角度によって、アートでカラフルな影がどんどん移動したりする。
そこに、面白さが見出されますね!
影を遊びや教育に取り入れた空間、ぜひ作ってみたいです!