こんにちは、牧野直子です!
保育園の園舎としては、広い敷地があれば、保育室、給食室、ホールというように部屋を作るのがいいとは思うのですが、土地が狭い場合はそうもいかない。
また、小規模保育園であればなおさら、部屋数は作れません。
保育室として必要最低限を作るということになってくるのかもしれません。
小規模保育園は、保育室が限られている
そんなあらゆる部屋の十分な広さの取れない都会型の保育園や、小規模保育園。
その保育園たちだって、卒園式はありますよね。
運動会は、近隣の小学校の運動場を借りる。学芸会は、近隣のホールを借りる。それでいいかもしれません。
でも、卒園式は、全部の園児があつまるわけではなく、卒園児童とその保護者。
そして先生たち。彼らがちゃんと一緒に入ることができればOKなわけです。
フレキシブルな保育室
そういう卒園式のために活躍するのは、保育室。
もともとは広めのホールとして、保育室を設計しておいて、保育室のしきりは、普段、家具でしきっておく。
そのように計画しておくと、そうやって卒園式などで必要な場合は、家具を移動してしまえばホールになる。
動線は、しっかり考える
そしてその動線ですが、卒園児以外の児童も、その日は保育をしていることが多いですよね。だから、保護者たちは、できれば玄関入ってすぐの保育室のほうがいい。
そして、その他の部屋からは、その保育室を通らなくても、外に出られるような動線になっているといいですね!
フレキシブルに保育室を考えてみてくださいね!