芸人先生、ナイツ 「売り込むな!買いたいと思わせろ!」講座の感想と気づき

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こんにちは、牧野直子です!

Eテレの芸人先生#8はナイツの後半の授業です。

タイトルは、「売り込むな!買いたいと思わせろ!」
これ、予告を見た段階で鳥肌が出てきましたよ~。

エクスマで習っている考え方、そのものだからね。

生徒はしまむらの社員さんたち。
どういうふうに、お客様にお洋服おすすめしたらいいか、というお悩みです。

それに対し、ぐいぐい行くな、買いたいと思わせろと。

「売り込むな!買いたいと思わせろ!」講座

ナイツの漫才は、塙さんが言い間違いを何度も何度もして、それを丁寧に土屋さんが訂正しながらツッコムというスタイル。

ここに、店舗でお客様を接客する時のヒントが隠されている!?

この売り込みじゃなく、買いたいと思わせるための授業が続きます!

1.ボケをさりげなく解説するツッコミ

例えば、塙さんがサザンオールスターズを言い間違えて、「しゅざんオールスターズ」と言ったら、土屋さんが「そろばんのオールスターズじゃないよ!」とツッコむ。
珠算オールスターズって、漢字を見たらわかるけど、聞いただけではわかりずらいよね。

だから、その言い間違いをツッコミでさりげなく説明してあげる。そうすることで笑いにつながります。

これは、商品をさりげなく、説明するってこと。

2.テーマチョイス力

浅草では、お年寄り向けにワイドショーねた。
若い子には、SNSねた。
というように、ナイツは、観客によってねたを変えているそうです。

年配はダジャレ好き。
子どもは擬音好き。
あと、話すテンポも変えているそう。

誰に伝えるかによって、「話題、テーマ、伝え方」を変えよう

3.買いたくなるキャッチコピー

M1に出るときって、そのコンビにキャッチコピーがつくんですよね。
ナイツもいろいろキャッチコピーをつけてもらったそうです。
上手なキャッチコピーは、そのコンビのネタの方向性をさりげなく説明して、ネタを聞きたいと思わせる効果がある。

商品を紹介するときに、
商品をさりげなく紹介するキャッチコピーを、上手に会話に組み込んでいくといい

ということでした。

後半のワークショップ

後半のワークショップは、これ、ちょっと売れなさそう~という商品に対して、
60代女性向けと、女子高生向けに、それぞれキャッチコピーをつけましょう!

というワークでした。

お客様目線に立つことが大事

これを売りたい!これを売りたい!と思うと、お客様関係なく、商品の説明ばかりグイグイしてしまいがちですよね。

大切なのは、
お客様の目線に立つこと。

そして、このお客様だったら、何に興味あるんだろうか、何が好きなんだろうか、とお客様のことを考える。

そうすると、おのずと、伝える内容や伝え方が変わってきますね!

本当に、芸人先生、ビジネスの勉強になります!

一級建築士。店舗やオフィスを主に設計しています。ワクワクする建築を作提案しています。お笑いとバレーボールが大好き。