こんにちは、牧野直子です。
2018年7月2日の芸人先生は、栃木出身のU字工事が、埼玉所沢にある山田うどんの社員さんへ、講義をしにいってました。
U字工事のビジネス授業
U字工事って「ごめんね、ごめんね~」って言って、栃木弁で漫才をされる方たちです。
山田うどんは、埼玉を中心に180店舗以上展開するうどんチェーン店さんだそうです。
そしてどんな授業をされるかと思ったら、「ローカルはメリットだらけ」という講義でした。
最初は、普通の漫才だった
U字工事も最初は、普通の漫才をしていたんだそうです。でも、それだと大阪出身の漫才師がドッカンドッカンいく中で、彼ら以上のことができなかった。そこで、出身の栃木ネタの自虐漫才を始めたところ、オーディションにも受かりだして、現在にいたるそうです。
他の漫才師から、差別化できたというわけです。
芸人先生は、2回同じ会社で講義してるようですが、次週は、茨木出身のカミナリ。ローカル芸人を2組、山田うどんにぶつけてきました。U字工事とカミナリで、ローカルについて考えよう!という回ですよね。
だれが先生で、その授業を誰が一番喜ぶか、プロデューサーさんも、それをきちんと考えて番組構成されているのがよくわかります!
埼玉県のいいところ
U字工事先生、「埼玉県のいいところは?」と聞いていきます。
そして、埼玉県の名産を列挙。うどんの生産量が香川県について全国2位と知らされて、驚く生徒さんたち。うどんチェーンなのに(笑)
深谷ネギ、小松菜、さといもなど、名産もたくさんあるんですよね。
メニューにローカル色を出そう!
山田うどんのメニューは、たくさん種類があって選び放題。うどんや丼もの、たくさんあるんですね。でも、どれもいわゆる普通のメニュー。
その中に埼玉らしさが一つもない!と先生はおっしゃいます。
たとえば、うどんだから、「深谷ネギたっぷりのネギうどん」というように埼玉らしさを出してはどうか、と。
さらに、埼玉色を出す時に、「埼玉」ではなく、「町名」を出していくと、もっともっと愛着がわいてくるのだそうです。
埼玉レッズではなく、浦和レッズ、というようにね。
東京でも、東京の名産はと聞かれると出てこないけれども、「月島」のもんじゃ、「深川めし」というように地名には名産がたくさんある、ということです。
地方色のたくさん出たメニューがあれば、埼玉に来たら、「山田うどん」食べなきゃ!となる日も近いかもしれません。
自分の良さを再確認しよう!
この講義を自分たちに当てはめるとしたら、
自分の良さを再確認して、それを恥ずかしがらず、全面的に出していこう!
ということだと思います。漫才だったら自虐ネタかもしれないし、飲食店だったらその特産物メニューかもしれない。自分の良さはどこにあるんだろう?
自分が恥ずかしいと思っているところも、他の人から見たら、チャームポイントかもしれない。それをネタにできる心の深さが必要ですよね。
そして、そんな自分らしさがあるからこそ、まわりに愛嬌を感じてもらえるということなんだと思います!