こんにちは、牧野直子です。
毎月参加している藤村正宏先生のエクスマ塾生限定セミナーに行ってきました。
今回は、「目に見えない世界があることを認識しよう」がテーマ。
大切なことは、目に見えないってことですよね。
星の王子さまみたい~!!
私もワクワクアドバイザーとしては、目に見えないことの大切さは、めちゃくちゃ感じているんですよ~。
そう思ってお話を聞いていたら、居心地の良い空間とは、とか、なぜだかハマってしまうこととか、なぜだかリピートしてしまうこととか、かなり私の仕事にダイレクトなお話でした。
ということで、お店作り、ワクワクづくりに関係することを、丁寧に書いていきたいと思います。
居心地はどこからくるか
これは風水の考え方にも共通するのですけれど、広い空間のど真ん中や、ドアを開けてすぐ目に入ってくる場所などは、なぜだか居心地が悪い。
それは、そんなところにいたら、敵からすぐ見つかってしまうから。
人は自然と、「敵から隠れて、敵を監視できるところ」に安心感を感じるのです。
例えば、椅子の後ろにパーティションがあったり、壁際や窓際などが、居心地がいいんですよね。
だから、カフェや居酒屋では、わざと仕切りをたくさん作って、何かの壁に近いように作ったりしますよね。
なぜだかハマってしまうこと
世の中でスポーツやゲームなど、勝ち負けが決まるものは、原始時代の狩猟の行動から発展しています。そしてそういったものは、とてもハマリやすい。
リピートしてしまうこと
藤村先生にこんな面白い事例も教えてもらいました。
なぜゴルフはあんなにファンが多いのだと思いますか。私はやったことないけれど、みんな喜んで早起きして遠くまで出かけてるなあっていう印象ですよね。
東京ディズニーランドも同じ原理があるようです。
これも原始時代の人間の太古の記憶に関係する。
それは、ゴルフで18ホール歩くと大体7~8km、それにゴルフ場に行くまでの距離往復を合わせると大体12km。
東京ディズニーランドも、一日歩くと、それと同じぐらいになる。
これらに共通することは、大体これが、原始時代の人の一日の歩行距離なんだそう。
ちょうど、心地よいボリュームになっているわけですね。
さらに東京ディズニーランドにいたっては、もう一段上で、一日かけてまわっても、全部のアトラクションは回れないような規模になっている。結構空いている日でも、全部回るのは無理。2割は残ります。
そしてあとちょっと、まだ制覇していない部分がある。それが、また次も行きたいというリピートにつながっている、というわけです。
太古の記憶を喜ばせてあげればいい
どの程度の規模にするかとか、どういった配置にするかとか、それをより楽しく、よりハマリやすくするには、人間の太古の記憶を参考にすればいいということです。
そういったものは、人間の体の中にインプットされているんだろうね。
居心地の良さって、なんとなく直感で感じるのだけれども、なかなか理論的には受け入れにくい。
でも、そうやって目に見えないワクワク感といったものを、創造するヒントは、シンプルなルールだったりするわけです。
ワクワクするお店を、太古の記憶を呼び覚ませて、どんどん作っていきましょう。
ディズニーランドつながりで、こちらの記事も面白いですよ~。
スプラッシュマウンテンとカリブの海賊は、どっちがリピート率が高いか