Eテレ芸人先生「ミキ」から学ぶ「現場のアドリブ力」がめちゃ役立ちます!

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こんにちは、牧野直子です。

Eテレで月曜日PM10:50から放送されている芸人先生の「ミキ」の授業がとっても面白くてためになったので、シェアしますね。

芸人先生は、芸人さんの話術やネタづくりのコツはビジネスに通じるとのコンセプトで、芸人さんが、ビジネスマンにビジネスを教えるというコンセプトの番組です。私は大好きで、去年のシーズン1から毎週録画してみています。

はとバスのバスガイドさんにミキがレクチャー

ミキが講義にむかったのは、黄色いバスで有名な「はとバス」です。

まず、講義の最初のツカミ。

ミキ亜生(弟)が、バンと机をノートでたたく。それに昴生(兄)が、「どおりで昨日GTO見てると思ったわ」とツッこんで、笑いがどーん!

ツカミはさすがです。

その次に、僕ら兄弟で、こーせい、あーせい、あーせい、こーせい 言うて漫才やってます。って自己紹介。そこに、小さく「ふふふ」と笑う声。

「いい 、から笑いありがとうございます。」とフォローで笑いがまたどーん。

芸人さんは、ギャグがすべった時の救済策も持っていて、それで笑いを取るというのもよくやるそうです。さすがだわ~。

さあさあ、本題です。

ミキの漫才の真骨頂、アドリブ力を伝授

ミキの講義はバスガイドさんたちに、アドリブ力を伝えるというもの。

題して、ビジネス基礎「マニュアルを超えろ!」講座。

ミキの漫才は、台本どおりにやることがほとんどないそうです。そして、どのネタをやるかも当日決めるのだそう。それは、お客さんがどういった人たちが多いかを見て、どのネタがウケそうか決めるため。そして、当日の空気感をもりこんで、基本のネタにどんどんアドリブを入れていくのが、ミキのスタイルだそうです。

まさにプロのアドリブ力の講義、楽しみです。

 

遊んでなんぼ

遊んでなんぼ。マニュアルを覚えることは、ゴールではなくそこからがスタート地点。

だそうです。この場合の遊びとは、

遊び=余裕や柔軟性

 

芸人さんもバスガイドさんも、「稽古量が見えたらダメ」

いかに自然にしゃべっているかと感じてもらうことが大事。稽古量が見えたらダメ、お兄ちゃんの名言ですね!

ちなみに、はとバスには、東京観光だけで300ページ、2ヶ月で覚える量のマニュアルがあるそうです。

バスガイドさんの実践を見て

そこで、若手のバスガイドさんが、いつもの案内を実践。

「最後にへえ~っていうこと言ってるし、マニュアル完璧!」

って、まずほめる。でもその次に指摘事項。

「覚えてることをそのまんま言ってるから、全部が頭に入ってこない」
「情報量が多くて、棒読みしているかんじ。」

「情報がすごいから、す、すごい(緊張ブルブルブル)ってなってまう。」

「途中で、「えっと~」となったときに、「大丈夫?」ってなってしまう。」

これは、昴生(兄)さんが言ったことですが、すごい!全部、ドンピシャの指摘です。

現場第一主義でいこう

そこで、ミキが言う大切なポイントひとつめ。それが、

①現場第一主義 です。

2人の漫才は、

「お客さんにあわせてやってる。

子どもばっかりやったら、大人っぽいネタは使わない。

いつも3割アドリブ。

ネタの発表会じゃなく、日常会話を聞いてもらうように意識している。

お前ネタとんだな って絶対言わない。

そういう時にアドリブを差し込めたら、ちゃんとお客さんの顔を見て言えてるなってなる。」

なんだそうです。そして、これが大事なこと!!

「アドリブを入れると、稽古の披露に見えなくなる」

そして、マニュアル以外に自分のアドリブを入れたら、それを自分のマニュアルに加える。

そうすると厚みが増していくし、余計なものが省かれていくので、厚みがある洗練された自分だけのマニュアルが完成する。基本を完全にして、そっからどこから遊ぶか。そうすると毎回オンリーワンになる。

のだそうです。

「オンリーワンの接客は、お客様も感動して、リピーターが増えて、ファンが増える」と解説のビジネスコンサルタント和田裕実先生も納得です。

そして、ミキの二つ目のポイント

②それって、ほんまに自分の言葉ですか?

ミキは会話のワードの選択にも気を使っているそうです。

ケータイ→携帯電話

はずい→恥ずかしい

というように、誰が聞いてもわかりやすい言葉を使っているとのこと。

 

まとめると、

 

自分の言葉で、その場の空気で、マニュアルにプラスしてアドリブを入れることがとても大事。

アドリブを入れた自分だけのマニュアルをどんどん厚くしていこう!

言葉は、自分の言葉で。わかりやすく。

ってことですね。

 

75歳 現役バスガイドさんにインタビュー

そして、授業のあいまの伝説の社員のコーナーも、めちゃくちゃタメになることを、75歳現役バスガイドさんがおっしゃっていたので、これもシェアします。

東京オリンピックの前に入社して、このままいけば東京オリンピック2回経験するレジェンドのバスガイドさん。そのバスガイドさんに、バスに乗ってガイドをしてもらうミキの2人。

ミキからの質問にガイドさんが答えます。

Q1.お客様のどこを見るんですか?

お客様の目、表情を見て、どのぐらい話すか決める

Q2.ガイドで大事なことはなんですか?

若い人はつめこんだ知識を全部言おうとする。そのため、早口になってしまう。

そうすると、ご年配はついていけない。お客様の耳になって話をしてほしい。

Q3.長年現役を続けられる理由は?

バスガイドが大好き!

ね、めちゃくちゃタメになる。もう、この75歳長谷井さんのガイドで観光してみたくなります~。

 

ミキのレクチャーのまとめ

最後のまとめの2人の言葉もとても勉強になりました。

 

カンタンに言えば、楽しめばいいんじゃないか、ということ。現場が満足してもらえればいい。

ミスがあっても、たくさん笑ってもらったほうが、今回のバス旅行、楽しかったなあって思ってもらえる。お客さんもカンペキを求めてないと思いますんで、楽しくやりましょう。ちょっとぐらいミスがあるほうが、人間らしいし。

 

 

ほんとに、ミキの芸人先生、めちゃくちゃ参考になりました!まさしく神回と言っていいんじゃないでしょうか。

私も、講演やセミナーをすることもあるので、稽古の発表にならないよう、自然な話し方ができるよう、話術を磨いていきたいです。

 


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一級建築士。店舗やオフィスを主に設計しています。ワクワクする建築を作提案しています。お笑いとバレーボールが大好き。