外遊びが子供を育てる
こんにちは、牧野直子です。
今日のブログは、保育園の園庭についてです!
結論から言うと、保育園の園庭は、自然の野山を縮小したような園庭がいいと思います。
よく保育園の園庭って、広めで平坦な運動場のはしに、滑り台などの遊具がついているところが多い思います。
多目的はないのと同じ
行政の施設で、多目的ホールというのがありますが、音楽会でも、ダンス発表会でも、会議でも、何でも対応できるように、ということで多目的ホールが作られます。
保育園の園庭も、同じように、運動会でも使えるようにを基準として、どんなシーンでも対応できるように、という意図だと思うんですね。
でも、保育園の運動会って、一年に一度だけ。その練習日も含めたとしても、1か月弱ですよね。
そのために、何もないつまらない運動場のような園庭にするのはもったいないと思います。
小学生になったら、ドッジボールをしたり、サッカーをしたり、出来る球技が増えてくるからいいと思うんです。体育の授業だってあるしね。
園児の遊び方を考えた園庭
でも、園児じゃそうはいかない。
園児が遊ぶのは、ブランコや滑り台の遊具がメイン。
自然の丘のように、高低差をつけたり、芝生にしたり、としたほうがいい。
四季の移り変わりを見て楽しんだり、できるわけです。
教育的な視点で言うと、「食育」のための自家菜園。もいいですね。
木々は、名前がわかるようにしてあげたり。
水のせせらぎもいいと思います。
小さな自然体系が生まれるような池(ビオトープ)を作ってもいいですよね。
夏になったら水遊びができる、じゃぶじゃぶ池なんかね。
都会の保育園は、大きな公園が園庭!
都会の保育園は、園庭がない保育園もたくさんあります。私の子供たちの保育園は、まったく園庭ありませんでした。
でも、近くに大きな区立公園があるので、自然豊かだし、その大きな公園の中でも、今日はどこに行こう!っていろいろコースがあったようです。
ちょとね、園児の足で歩くと15分ぐらいあるから、その往復分、時間がもったいないんだけれどね。
娘が、1、2歳の時に通っていた保育ママさんだって、当然民家だから公園はありませんでした。でも、外遊びは大切だから!と言って、雨の日以外は必ず、外に遊ばせにいってくださっていました。
それぐらい、外で体を動かして、自然の力をいっぱい吸収して、というのが重要なんです。
小さな自然がつまった園庭を!
園児は、人と人とのコミュニケーションというよりは、自分と自然のように、自分以外のものから受けとるものが多いから。
素敵な園庭にして、子供達のかわいい笑顔をいっぱい引き出してあげてくださいね。