こんにちは、牧野直子です。
前座のお笑い小話。
新庄剛選手は、ほんとに自由な人ですよね~。新庄剛選手が、子供時代に、ケガばっかりして、しかもそれが全部頭のケガで、合計9回も頭を縫うケガをしたんだとか。
すかさずフット後藤さん「高速道路に家建ってんの?」というツッコミ。お見事です!
今日のブログは、保育園の防音についてです。
保育園の設計をお願いされたときに、園長先生が、「これだけは、絶対お願いします!」と、念を押されたことって、何だと思います?
園児がゆうゆうと遊べる遊戯室?
かわいいトイレ?
いえいえ、違います。
窓の防音でした。
待機児童の問題もあり、保育園を新たに建設したいと願い出る社会福祉法人さんや企業さんいらっしゃいますよね。
でも、残念ながら、近隣の反対にあってしまうことが多々ある。
子供を育てやすい社会にするために、必要不可欠な施設なのに、なぜ?
理由は、子供たちのさわがしい声が迷惑、なんです。
子育て中の人は、保育園がすごく欲しいけれども、子育てがいったん終わって隠居してしまった人にとっては、子供の施設よりも、自分たちが便利になる施設がほしい。
って、思ってしまう方も、いらっしゃるわけなんです。
子供が小さいうちはせいぜい数年。でも、老後の生活は、20年とかあるわけです。
子供が集まったときの声は、とてつもない
子供の声は数人だとかわいいのに、集まると、とてつもないですからね。
私も自分の子供が保育園時代、運動会などのイベントのあと、同じクラスの子たちと家族同伴でご飯をしに行ったことがたびたびあったんだけど、もう、ほんっとに、うるさかったから。
お母さんたち、みんな保育士の先生たち尊敬したもんね~(笑)
それぐらい、子供の声ってすごいんです。
元気をもらうことも多々あるけれども、静かに寝ていたいという人が近隣にいらっしゃったら、寝られないよね。
できることは、配慮してあげるのがやさしさ
だから、保育園を作るときは、できるところは、建築で配慮する。というのが大切かもしれない。
音を止めてくれるのは、空気が得意。だから、空気の層を作ることが大事なんです。
壁の部分は、今の建物だと大体、断熱材が入っているから、そこで防音される。
でも、一番弱いのが窓なんですね。
だから、ここを2重サッシにすると防音にいいわけです。
もちろん、新築の場合にはいろんな防音サッシがあるし、既存の建物や住まいを、リフォームして保育園にする場合でも、後付けができる防音サッシというのがあるんです。
何も配慮せずに近隣にイヤな思いをされないように、建築でできることはぜひ対応してくださいね~。