こんにちは、牧野直子です。
冬至って、一番日が短くなりますよね。建築士にとってもちょっと特別な日です。
建築の設計をするときって、冬至の日を基準に設計するって知ってました?
日影の想定を、冬至の影で検討するんですよね。
一陽来復とは
そんな冬至の日、別の名を「一陽来復」っていいます。
一年で一番日が短い冬至を境に、これから日が長くなることから、 悪いことが続いたあと物事がよい方に向かうということ。
だから冬至は、古来から特別な日なんですよね。
早稲田の穴八幡宮
友人に誘われて、初めて早稲田の穴八幡宮に行ってきました。
貸していた本を返したいんだけど、近くに行くから、よかったら一緒にどう?って誘ってくれたんだよね。それが穴八幡宮。
【千葉から来た友人と】
私は自転車で穴八幡宮まで10分たらず。彼女は千葉の鎌ケ谷から1時間半かけて来る。これは、行くしかない~。
穴八幡宮では、毎年冬至から節分のあいだの1か月半だけ、「一陽来復」のお守りを配布している。
その一陽来福の御守り・お札をその年の恵方に向けて、冬至、大晦日、節分のいずれかの深夜0時に高い場所に貼ると、金銀融通が良くなるのだそう。商売繁盛・金運上昇のお守りとして、大変人気があるそうです。
貼る日が3日しかなく、早く貼りたい人は初日の冬至に行くわけですから、冬至の日はめちゃくちゃ混むのは当然。さらに2018年の冬至(12月22日)は土曜日。混まないはずがない。
いいよ~、一緒に行こう!といったものの、私はいつでも行けるし。。と少し迷ったけれども、せっかく誘ってもらったんだからね、覚悟しました。
調べてみると、どうやら配布が始まる朝5時ですでに長蛇の列だとか。午前中は2時間以上の行列という情報も。
初日は長蛇の列だが、午前より午後の方がすいている
ドキドキしていたのですが、我々が行ったのは2時半ごろ。この時も、混んではいましたが、並び始めてお札を買うまで表参道コースで40分ぐらいでした。
冬至の状況、列の並び方
では、どのように並ぶか説明しますね。
穴八幡宮の鳥居の手前の交差点が、並びの入口です。
この日は警察も出動していて、交通整理をしており、道路を一部封鎖して、並ぶ人の列にしていました。鳥居をくぐる表参道コースと、道路を進む北参道コースと二つのコースがあるのですが、両方入口はここです。
【鳥居の前の交差点から並び、道路を折り返してきます。】
入口から入るとすぐに、表参道コースと、北参道コースの二手に列が分かれるので、どちらで待つか選びます。
【道路で折り返してきます。この突き当りの交差点が、スタートの交差点】
私たちは、せっかくだからと表参道コースにしました。そして並び始めましたが、鳥居まで10分ほど。あっという間についてビックリしました。まあ、そこからが長いってことなんですが(笑)
【鳥居の下をくぐります】
表参道コースは、階段もぎゅうぎゅうで、上っていきます。でも、神社の中だから待っていても、趣があるなあと思うのです。そして階段の途中で、左に曲がります。
【階段の途中で左に曲がります】
坂道を上っていくと、頂上に着きました。ここからも列は続きますが、あと少しです。
【階段の上の神社の境内に着きました】
北参道のほうは、ずっと車道を待つので、時間は早いかもしれないけれど、殺風景。
私たちは、表参道で良かったよねって話していました。
ちなみに頒布時間は、
冬至:5:00-21:00
大晦日まで:8:00-19:00
正月から節分まで:9:00-17:00
なのだそうです。だから、冬至の日は朝早くから人がいるんですね。
聞いたら、大家のお花屋さんも朝6時に行ったそうで、2時間待ちだったそうです。。
幸運間違いなし!
友人が、絵本(絶版になってるので買えない)を貸してくれたのと、つきあってくれたお礼にと、一様来復のお札をプレゼントしてくれました。
なんてラッキー!これは、幸運になること間違いなしです!
せっかくここまで並んだので、私は黄色い袋と赤い開運お守りを買いました。
【一陽来復のお守りと開運お守り】
黄色い袋には、通帳を入れるとよいそうです。開運お守りは、財布以外の場所に入れてください、って言われました。
そしてそのあと、本堂を参拝して、露店が出ているところを通って、帰路につきます。
特別な日、一陽来復
冬至という特別な日に、出かけられたこと、いい記念になりました。
これからは、せっかくこんな有名な神社がすぐ近くにあるのだから、お参りにもよく出かけようと思います。