こんにちは、牧野直子です。
先日、息子と夫と一緒に、久しぶりに上野の国立科学博物館に行ってきました。
ちなみに姉は、「お友達と遊ぶ約束してるから」とスルーされまして(笑)。珍しく親子3人水入らずのお出かけでした。
科学博物館にはまさに動物や植物、たくさんの展示がありまして、とんでもないリアル百科事典です。
今日のブログはそんな国立科学博物館の展示の話ではなく、ある展示を見て私の心にスイッチが入った話です。
ノーベル物理学賞の赤崎勇先生
国立科学博物館は、日本館と地球館があり、地球館の地下3階に日本の歴代のノーベル賞を受賞した先生方のパネルが展示されています。それぞれの先生の業績がわかりやすくパネルになっていました。そのパネルの上に、その先生の言葉が載っていたんですね。
ほとんどの先生方は、同じ研究者に向けた言葉だった中、ピカンと私の胸につきささった言葉を書かれている先生がいらっしゃいました。
それが、2014年ノーベル物理学賞を受賞した赤﨑勇先生。青色LEDの開発をされて受賞された先生のお一人です。それは、こんな言葉。
研究者は、とてつもなく長い期間研究している
研究者の先生は、結果が出るのかどうか分からないところで毎日挑んでいる。赤﨑先生は、一時期誰からも認められない中、15年も研究を続けてこられたのだそうです。
その15年を考えると、恐ろしいよね。
でも、その研究が実って、本当によかった。
そんな背景を知ると、この言葉の重みが身に沁みます。
続けることが価値になる
ブレブレだったよね、私。
たぶんそうだ。
やってみよう!チャレンジしてみよう!と、これまで果敢にいろいろ挑戦してきたけれど、うまくいかない理由が当然出てくるわけで、そうすると、それをやめて、また新しい方向性を探してやっていた。
ひょっとしたら、うまく行かないと思ったことでも、改良しながら続けていれば、実っていたのかもしれない。
そんな赤﨑先生のパネルを見て、今年はちょっと、結果が出なくても、がまんしようかなと思う。「続ける」という目標のために。
そのために、何をやるかは、自分が本当にやりたいこと。自分の心がワクワクすること。結果なんか関係なく、没頭できること。
これが大切なんだと思う。結果が出なくても続けられるからね。
今年は、楽しく続けられることに、チャレンジしていきたいと思います。