こんにちは、牧野直子です。
先日、マーケティングセミナーであるエクスマライブに行ってきました。
これからの職業、AIにとって代わられるものがたくさんある
エクスマライブでの藤村先生の発言。今回は、教育に関する話題もあがり、私が追及していきたい教育について、考えさせられる点がたくさんありました。
マーケッターの藤村先生に、
「将来のために、薬剤師の資格を取らせようと思うんですけど、、」
と相談してこられた人がいたそうです。
それに対して、藤村先生が返された言葉が、
「よっぽど本人が、新しい薬の開発に情熱を持っていたり、業界を変えていきたい!という思いがあれば別だけれども、儲かるから、という理由で、将来AIにとって代わられることがわかっている業界に行くのはどうかな、」
と言われたそうです。
士業の仕事は、AIが得意分野?
薬剤師の仕事、そうは言っても、当面は法が守ってくれるけれども、それは絶対ではない。
現に、昔は、薬はネットで販売してはいけなかったけれども、今はできるようになった。
市民の生活がよりよい方向になるように、法も変わるから、ずっと守ってくれるとは限らない。
薬剤師は今は時給も高いし、人材も足りないぐらいで、需要がたくさんある。でも、処方箋をみて薬の調合をするという仕事は、AIが最も得意とする分野。
ひょっとしたら、将来は、AIが仕事を担って、薬剤師の需要が減ってしまうかもしれないんです。
そんな業界に、情熱もないのに、儲かるからと言って、進ませてしまっていいのだろうか。
他にも、医師や税理士。
病気の診断は、人間よりもAIの方が過去の膨大な症例の中から、的確にできるだろう。
税理士だって、税の計算はAIの方が瞬時に仕事をこなすだろう。
つまり、薬剤師、医師の他にも、弁護士、弁理士、税理士、社労士など士業は、AIに取って変わられやすい、ということなんです。
AIが発達してもなくならないだろう職業とは
だから、AIが発達してもなくならないだろう職業を考えてみる、ことが必要ですよね。
AIにとって代わられない職業とは。
それは例えば、ホステスのように、お客さんのグチを聞いてあげる、とかは人間にしかできない仕事ですよね。機械にグチは言わないですから。
何が儲かるかじゃなく、何が楽しいか
ビジネスセミナーなので、エクスマライブでは、ビジネスのための話が基本です。でも、将来の子供の進路を考えるには、親もビジネスを学ぶ視点が必要だなと実感しました。
子供の将来を導いていける親になるためには、ビジネスの今を親が勉強していかないといけないですよね。
エクスマではどっちが儲かるかじゃなくて、どっちが楽しいかで選ぼうって言ってます。
それは、子供の勉強でも同じということ。
自分の好きなことを徹底的にやってみた方が、将来のためになるはず。
もし子供がゲームがとても好きだったら、ゲームを作るために必要なコンピューター言語や、コードを書くこと、アプリ開発などを学ばせてみる、とかね。
英語よりも日本語を学ぶ訓練を
そして、
「英語をもっと勉強させたほうがいいですか?」
という質問も受けられたそうです。
そこで、藤村先生の出した答えは、
「日本語をもっともっと学んだ方がいい」
ということ。
英語のメリットは、世界中のたくさんの人と会話をすることができる。
でも、英語はとてもシンプルな言語。一方、日本語はとても複雑な言語。
二人称は英語はYOUしかないけれど、日本語なら、君、あなた、おまえ、貴様、など多様な言い方がある。
思考は言語によって行われる。
だから日本語での思考は、奥深いところまで行うことができる。
だから、日本語、つまり国語の勉強に力を入れるべきってことなんです。
大好きなことをとことん取り組ませる
親は、もっともっと勉強する必要がある。子供の将来を考えて、我が子にはどんな体験をさせてあげればいいんだろうか、もっともっと考えていきたいと思います!