こんにちは、牧野直子です。
この前、たまたま見ていたニュースで、国内のフェリーがアツイ!って特集をしていました。
長距離フェリーの特集
内装がこっていたり、子連れでも個室でゆっくり行ける。その時は、初めて大阪から福岡まで船で里帰りする女の子とママが映っていました。
大阪湾から出発して、明石海峡大橋の真下を通った時は、大迫力。
夜景がとてもキレイでした。
フェリーっていうと、私は、明石から淡路島までの10分ぐらいのもののイメージが強かったんですが、こういう長距離フェリーもいいですね。
他にもたくさん航路があるみたい。露天風呂がある船や、宇宙船のイメージで、船内のいたるところにプロジェクションマッピングされていたり。
宇宙に行ったみたいな船
その中でも、すごいな~、いいな~と思ったのが、宇宙船の世界観を作っていたフェリー。
調べると、たぶん仙台⇔苫小牧 &仙台⇔名古屋を運航している「ニューきたかみ」だと思う。
船のマイナス点を転換
私、長距離フェリーは、過去一度だけ経験したことがあって、それが、大学時代の建築意匠部の合宿で、沖縄まで船で行ったんですよね。1泊して、とてもゆっくりした優雅な時間でした。
帰りは、飛行機で1時間ちょいであっという間に帰ってきたんだけどね(笑)
でも船って、揺れるじゃない。私、めちゃくちゃ酔いまくって、とにかく乗ってるあいだ地獄でした(笑)
まあ、それもいい思い出なんですが。
きたかみの宇宙の世界観って、「揺れる」っていう、一見悪い条件を、宇宙とリンクさせることで、異空間へ誘っているような気がする。
そして、夜は満天の星空でしょ。満天の夜空の中を、ゆっくり動いているさまは、まるで宇宙船に乗っているんじゃないか、って錯覚しそうだもの。
世界観を統一
船内の宿泊室も、宇宙船をイメージした内装で、共有スペースも、プロジェクションマッピングで、船内のいたるところに、星空が投影されて、ますますその気分が高まるよね。
星空教室とか面白い
例えば、イベントなんかで、空を見上げて、星空教室なんかイベントがあると、とても面白いと思う。都会からだと、まったく見えなかった夜空が、とてもキレイに見えるわけだし。
スターウォーズなど宇宙をテーマにした映画の上映会なんかも面白いよね。
手段ではなく、それ自体が目的になる
船は、A地点からB地点への移動の手段って思っていたら、つまらないけれど、宇宙へ誘う時間と空間を提供している、ってなると、とても面白い。
ひょっとしたら目的地よりも、こっちのほうが目的になるかもしれない。
そんな気がした長距離フェリーの特集でした。