デザインで、トイレの混雑を解消できちゃう~。
こんにちは、牧野直子です。
駅のトイレ、サービスエリアのトイレ、劇場にスポーツ観戦のトイレ、どうして、あんなに女子ばっかり混んでるの~~!!って思ったことありますよね。
特に女子は。
それはね、トイレの計画が、現実の利用状況に合ってないからなんですよね~。
劇場やスポーツ観戦の場合は、トイレが集中してしまう
劇場や映画館、スタジアムといった施設では、トイレを使う時間が集中してしまう。
幕間やハーフタイム、上映開始直前、といったようにね。
誰だって、トイレのせいで本番を見逃すことは絶対イヤだから~。
デザインでトイレの混雑を解消
デザインでトイレの混雑を解消する事例がありました。
川崎フロンターレの本拠地・等々力陸上競技場です。
スタジアムの改修を行ったのは、日本設計。
トイレの中の壁は女子なら赤、男子なら青に統一されている。
一方、ドアは全部白。
人がいきかう通路側のトイレの壁は白。
つまり、個室のドアがしまれば、見た目でそこが白が浮き上がってくるので、どこがあいているかがよくわかる、というデザイン。
そして、トイレとトイレの間の通路に、独立した手洗い場を設けている。
そして、出口は入口と反対側に設けられていて、手を洗った人は、そっちに行くようになっている。
待っている人の列と、終わった人の列が、交錯しないってことですね。
トイレの設計でも、デザインの工夫で、待ち時間を減らせるってこと。
人の流れを一方通行にして、人の流れをスムーズにする
こんな工夫がされています。
入口と出口を分けたので、どこに出てきたかわからなくなる、というデメリットがありますが、それも、最初のところに戻れるように動線を工夫したそうです。
ここを設計した人の目標は、ハーフタイム15分の間に、全員が席に戻れること。だそうです。
こういったデザインが、行動を変えていくデザインですね。
私も目指します~!