こんにちは、牧野直子です。
主人がコンビニやパンのシールを集めて、お皿をもらってくるのが好きで、我が家には、キャラクターのお皿が山のようにあります。
私はSNSでダイエット料理写真をあげるのが好きなんですが、SNSにあげる時は、それらのお皿はいっさい使いません。だって、このお皿じゃときめかないから(笑)。
SNSにあげる時は、私が惚れて気に入って買ったお皿たち。
そんなお皿に盛りつけると、それだけで美味しく思えるんですよね。
ちょっとの量で満足できるから、ダイエットにもつながるし(笑)、手抜き料理でも、キレイなお皿に盛りつけるとそれなりに見える!
おしゃれな器は、いつもの生活を一段上のライフスタイルに押し上げてくれるものなんですよね。
素敵なお皿は、それだけで生活のレベルをあげてくれるような気がします!
ということで、今回は、食器屋さんのワクワク創作をしていきたいと思います。
食器屋さんのワクワク創作
やはり食器屋さんの対象は、料理をする女性ですよね。彼女たちが、素敵~!うっとりする~!という気持ちを大切にしてもらうのがいいのかなって思います。
私が、食器屋さんで楽しいな~って思うのは、たくさんのお皿の中で、いいなって思うお皿を発見すること。
掘り出し物を見つけたときのドキドキ感はたまりません。
あっ、このお皿には、赤いパスタを作ってみよう!とか、このお皿には、豚の角煮を乗せてみよう!とか、そういったお皿はどんどんイメージが湧いてくるんです。
お客様が器を選ぶ理由
私の感想ですが、
おしゃれな器で食事を盛り付けると、普通のメニューが、ちょっとゴージャスに見えたりする。
今日はスーパーのお惣菜で手抜き料理、、という時も、ちょっとひと手間加えて、おしゃれな器に盛りつけ直すと、手抜き感が消える(笑)
好きな器があると、それに似合う盛り付けを考えたり、それに似合う料理を作ってみようって思ったり、そのために、ちょっとがんばろうって思うことがあります。
まとめると、
雑誌などにある理想のライフスタイルに近づくため
手抜きのうしろめたさをカバーするため
料理の腕を引き立てて、生活に潤いをもたらす
こんなシーンが、お客様が器を買う理由なのだと思います。それぞれを想定して、お客様のイメージをどんどん膨らますようなディスプレイをするといいと思います。
お皿のブランドがどうのこうのよりも、どういう生活がでいるか、これにつきるわけです。
理想のライフスタイルを作るためのお店づくり
「その気にさせる」
例えば、ダイニングテーブルの上にセットして、食事のシーンを連想させるようなディスプレイはどうでしょう?
パーティや、日常の食事など、わかりやすいシーンを再現してみる。それもちょっと上のライフスタイルを実現させてみせたディスプレイです。お部屋の中のワンシーンというようにすればいいですよね。
「フルセットで見せる」
お皿もシリーズで違う形のお皿がありますよね。かわいいものなら、揃えたくなります。
そんな、揃えて買いたい!と思わせるようなディスプレイ。フルセットで見せて、それぞれの料理を想像させるようなディスプレイです。
「テーブルコーディネートの提案」
一般家庭は、なかなかテーブルコーディネートまで出来ませんよね。でも、ここはワンランク上のライフスタイル提案です。わあ~!これおしゃれ~!!というようなテーブルコーディネートを作ってみて。
「盛り付けをイメージさせる」
例えば、盛り付けのアイデアや、理論を写真などを使って説明する。
青い皿は、こういう料理に映える。なぜなら。。赤い皿は、こういう料理に映える、といったことや、
無難な白い皿じゃなく、模様があるお皿だと、絵画のように見える。といったことなど。
盛り付けのイメージがわかれば、買う理由がわかるわけですね。
「話しかけるように」
「コンビニやスーパーのお惣菜でも、このお皿なら、罪悪感がなくなります」
みたいな面白いPOPをつけたりすると、えっ?!そうなのっ、思ってもらえるかも。
「掘り出し物を探すワクワク感」
価格帯が安めのものをたくさん、まとめて並べて、そこから掘り出しものを探すゾーンも、楽しいです!
「収納の仕方のレクチャー」
番外編としては、収納の仕方をレクチャー。
ひとつ上のライフスタイルを提案して、夢見ごこちになってもらっても、「ダメダメダメ、うちには置く場所がない!」って現実に戻る場合もあります。
リスクマネジメントでもいうのでしょうか。
収納の仕方をレクチャーしたり、断捨離して好きな器をそろえることの良さを訴求するのも、とても大切なことだと思います。
ちょっと上のライフスタイル
おおざっぱにまとめると、
「ちょっと上の理想のライフスタイルを提案する」
これに尽きると思います!
そんなワクワクしたお店づくりを作っていってくださいね!