こんにちは、牧野直子です。
パン屋さん、ベーカリーのワクワク創作を考えていきたいと思います。
パン屋さんのワクワク創作
パン屋さんは、あの焼き立てのいい匂いが一番!
だから、焼きあがり時間を書いた黒板などがあると、ワクワクですよね。
黒板に、かわいいチョークアートでもあろうものなら、キュンキュンです。
焼き上がりの時間があると、その時に合わせて行く人もいるでしょうし、そこまで出来なくても、たまたま行った時が、焼き上がりすぐの時間だと嬉しくなっちゃいます。
自分で好きなパンをトングで選ぶのも楽しさのひとつですし、ケーキのようにショーケースの中のパンを店員さんが取ってくれるパン屋さんも楽しいですよね。
やはり、色とりどりの、美味しそうなパンの種類がたくさんあると、それだけでもワクワクしちゃいますね。
パンの手の温もりが伝わるようなPOP
POPも、パンの温かさが伝わるような手書きのPOPだと、魅力倍増です。商品名だけではなく、おススメポイントも書いてあるほうがいいですよね。
自分が心から好きだと思うパン
ところで、「義母と娘のブルース」というドラマがありました。その中で、閉店まっしぐらのパン屋さんを主人公(綾瀬はるかさん)が立て直すというシーンが出てきました。
そこでの作戦も、とても素敵だと思います。
麦田店長が、人気店だった先代、お父様の人気メニューを作ろうと努力するも、お父さんのように愛されるパンが作れないと悩んでいました。
結局最終的には、人気だった先代のパンをコピーするのではなく、作る本人が心からおいしいと思うパンを作れ、ということに行きついた。
そこで、麦田店長は、パンの耳が子どものころから嫌いだったので、耳まで食べられるパンを開発。そして、それが大ヒットにつながります。
宝探しのような魅力
また、それだけではなく、「遊び心」も、麦田店長の人当たりの良さから、加わりました。
「遊び心」を見つけると楽しくなってしまいます。用もないのに、ついつい買ってしまうようなお店の魔法のような楽しさになりますよね。
麦田店長は、どんな遊び心を取り入れたかというと、よくお菓子であるラッキーアイテムを取り入れました。普通のクロワッサンの中に、ハート型のクロワッサンが混じっていて、それを買えた人は、その日が幸運になる、、と。
あれですね。コアラのマーチのレアキャラだったり、ハッピーターンのハート型や、エビスビールの鯛二つとかのあれですね。見つけたら、ちょっとラッキーみたいな、そんな遊び心です。
あとは、ロシアンルーレットあんパン。
小さなあんパンが5つセットになっているんだけれど、一つは、からしが入っていて超辛い。
罰ゲームとしてどうぞ、みたいな。
そんな「遊び心」を取り入れていきました。
メニューの開発や、お店のディスプレイで、そういった「遊び心」があると、ワクワクして楽しいお店になりますね。
ワクワクの根源は
ワクワクの根源は、自分の好きなことを取り入れて、自分が楽しむ、それにみんなを巻き込んでいく、ということなのかなって思います。
そして適度な「遊び心」。楽しんでなんぼですよね。
素敵なワクワクするお店づくりの参考になれば嬉しいです!