こんにちは、デザインとマーケティングで、お店をお客様から愛されるワクワク空間に変える一級建築士、牧野直子です。
大がかりに手を加えるだけが、リニューアルじゃない
お店を出す時は、初期投資をなるべくかけないために、内装を最低限にして出店することもあるかと思います。
そして、しばらくたって、売上があがってきたら、ちょっとリニューアルをしたくなりますよね。でも、そんなに大々的なリニューアルはできない。
あるいは、本当はちょっとリニューアルしたいけれど、そのままで何となくすごしてしまったり、お金の工面が難しく諦めてしまっていることもあるかと思います。
でも大がかりに手を加えるだけが、リニューアルじゃないです~。
ポイントポイントで、大がかりじゃないんだけれども、コストパフォーマンスの高く、印象がぱ~っと変わる方法をいくつかご紹介しますね!
外観の印象を変える
お店がリニューアルしたことに気付きやすいのは、何と言っても外観。
塗装で色を変える
もしドアが、傷や汚れが目立っていたら、塗り直してみる。新しい色に塗りなおせば、傷や汚れが目立たなくなるし、それだけで大きくイメージチェンジができる。
植栽を置いてみる
塗装するほどじゃない、でもちょっと店構えが何もなくて殺風景なら、植栽を置いてみましょう。
場所がなくて、鉢植えを置くだけだったとしても、ここを、「ガーデニングの庭」だと思ってこだわってみる。すると、建物が少々殺風景だったり古びた感じでも、木々が主役になっていい雰囲気が出てきます。
黒板を置いてみる
黒板を置いてみるのも有効です。この時、ただメニューの種類と値段だけじゃなくて、店内の様子を伝えたり、オススメを書いてみたり、温かみのある内容を手掛けることです。
照明を変えてみる
吊り下げ式の照明や、壁のライトがある場合、それを変えることで、大きく印象が変わります。照明を創作して、お店オリジナルのシャンデリアを作っても面白いですよ~。
全体的に明るい店内を、少し暗めに全般照明を落として、その代わり、フロアライトやテーブルのに小さいキャンドルライトを置くと、雰囲気は全く変わります。
模様替えをする
家ではベッドやテーブルを模様替えすることもありますよね。座席のレイアウトを変えたり、椅子のデザインを変えたり、テーブルクロスを変えたりしても、雰囲気は大きく変わります。
食器や小物を変えてみる
安さを重視して食器を揃えました、という場合、食器をワンランク上のものに変えることも、印象が全く変わります。
シルバー入れや、しょう油差しなどの小物を変えても、印象が変わります。
プチリニューアルで、印象を大きく変えよう
リニューアルというと、どうしても大がかりに変える印象が強いですよね。でも、そこまで大がかりじゃなくても変えられる方法はたくさんあります!
自分のお店ではどうしたらいいか、迷われたら、お気軽に相談してくださいね。