【人力車のHPより】
こんにちは、牧野直子です。
今日のお話は、
アンジャッシュさんから学ぶ、「選ばれるポジションづくり」です。
アンジャッシュのネタ番組からトーク番組へ
お笑い芸人さんで、アンジャッシュさんっていますよね。
伝説のネタ見せ番組、エンタの神様の常連でした。
エンタの神様では、同じ言葉を勘違いしあって、変なことになっていく、というスタイルのネタで笑わせてくれました。
最近、芸人さんのネタ見せ番組が減ってきています。芸人さんのTVの出番と言えば、トーク番組のMCやひな壇の出演が主な機会。
好きなことを徹底する
そこで、渡部さんは、何か秀でたものを作ろうと、おいしい料理のグルメレポートを徹底的に磨いていった。今や、食通というのは有名で、本まで何冊も出版するほどです。
お店を紹介するロケ番組などでも、引っ張りだこですし、情報バラエティの王様のブランチのMCも勤めるようになられましたよね。
児島さんは、普通の人っていうイメージが強い。
だから、プロマージャンの
そして、大島さん~!と呼ばれると、「児島だよ!」というネタも定番。
ギャグになっていますよね。
見た目、普通。
一般人っぽい。
それをいじられてるんですけど、もうそれが定番ギャグになっている。
トーク番組でも、いじってもらえるって、居場所があるってことなんですよね。
そしてそんな児島さんも、マージャンのプロ資格を持っているそうです。
マージャン好きぐらいじゃ、誰もふりむいてくれない。だから取ったんだとか。今は俳優としてもどんどん活躍されています。
AKB(HKT)の指原莉乃さんのポジショニング
ちょっとアンジャッシュさんからは離れますが、ポジショニングとしてどうしても話しておきたい指原莉乃さん。私が大好きなトーク番組にMCやコメンテーターとしていっぱい出ています。
アイドルなのに、アイドルじゃ絶対のNGの下ネタだって、直接言わないのにちょっと想像させるような言い方だとか、とっても上手。
アイドルなのに、トークが面白い。
何か話をふられると、必ず面白いエピソードトークで返してくる。
他のアイドルのSNSをチェックする指原警察とかね、ほんとに面白い。
面白いトークができるタレントさんは、ひっぱりダコなんです。
天性のものもあるんだろうけど。
上手にポジションニングされています。最初は、アイドルっぽい外観じゃないからと敬遠されていた人もいますが、今や、不動の1位ですもんね。
会社とは友達になれないけれど、個人とは友達になれる
好きなものを取り入れることは、より個性を引き立てることにつながるんです。
会社だって、施設だって、会社とは友達になれない。友達になれるのは、個人なんです。
今は個人の時代。個性的な〇〇さんがたくさんいる会社、施設。
それが選ばれる理由になるんですね。
ベースの部分と、大好きなことや得意なことが、離れてれば離れているほど、そのギャップで面白い。人間の厚みが出てくるんです。
スタッフさん個人個人にスポットを当てる経営を考えてみてくださいね。