こんにちは、牧野直子です。
私は設計のさいに、そのお店や施設の独自化のコンセプトを考え、集客アドバイスも、設計と一緒に行っています。しかし昔はこう思っていました。
「主役は、そこを使われる方。建物は、そのサポートにすぎない、だからアドバイスもどこまで力があるんだろう。」って。
そのころ、ひどく自信も喪失していました。せっかく集客を考えて設計しても、引き渡しをしてしまえば、私の手元から離れてしまう。そして閉店してしまうこともある。
逆に集客がイケイケどんどんでうまくいったお店の場合、それは経営者の手腕であるところがほとんど。
ある時は、「これは経営者の努力であって、なおなおに、集客できる設計をしたと言われたくない、、」と言われてしまったこともある。とほほ・・(笑)
またある時は、お客様ではない第三者の方から、「建築士の集客アドバイスなんて聞きたくないし、聞いても、ありがたみもなんにもない」と言われたこともある。
「もしどうしても集客アドバイスがしたいのなら、建築士という肩書は邪魔なだけ。設計をしないほうがいい。」と。
そのほうが、みんな素直に聞くんだって。
逆に私がセミナーを開催しようとした時は、そのチラシのプレゼンを聞かれた方から、「建築士がセミナーなんかしたら、家売りつけられそう!と思う。」とか。
テーマは子育ての話だったんだけど、肩書が邪魔して、それすら聞いてもらえないのか。。
さんざん言われ放題。ここまで言いたいほうだいいわれりゃ、そりゃ、建築士なんてやめたくなるよね。
さらに私は、人に言われると、とことん気にしてしまう性格のようで、そうやって言いたい放題言われてしまうと、言い返せるわけもなく、そうなんだあ・・・と、とにかくどんどん自分を責め続ける。
いったい、デザインの力って何?設計の力って何??って、自信喪失もいいところ。私自身のアイデンティティもなくなってしまったわけです。
自分がその商品が一番だと思っていないと売れない!
お客様に対しては、自分の商品が一番、大好きだ!という思いがないと売れない、って言ってるのに、自分に対しては、デザインの力を信じ切れなくなりました。
だって、私だって、設計の力だけで集客ができるなんて、1mmたりとも思ったことなんてないですからね。あくまで集客を加速させるものであるんだけれど、そこが伝わらず、強く否定ばかりされると、そうだよね、、って納得してしまう。
あるデザインが、自信喪失を打ち破り、再び、デザインの力を信じさせてくれた
しかし、ある時見つけた一つのデザイン。
「これは、サポートの域を超えている!!」
「確実に、人々の行動が変わる!」
そんなデザインに出会いました。
私は、そこに新たな可能性を感じ、人々の行動を変えるデザインを、もっともっと研究してみたいと、その虜になったんです。
デザインってすごいんだ!デザインって、言葉を超えることがあるんだ!
こんなデザインは、誰がなんといおうと、デザインの力で人々の行動を変えている!
そして私は、デザインに対する自信を取り戻せました。
完全に自信喪失していたところから、これはとても力がある!と前向きになることができました。
もし、デザインに力なんてない、そんなの無意味だって言われたら、こういう事例があるんですよ。それでもデザインに力はないって言いきれますか?
今なら、そうやってはっきり言い返せる自信があります。
行動を変えるデザインから考えた、モチベーションアップの環境づくり
そんな行動を変えるデザイン。そこを切り口に、とことん考え抜きました。
そしてそれを、「オフィスでの社員さんのモチベーションをあげるオフィス環境デザイン」、として商品化し、レポートを書きました。
良かったら読んでみてくださいね。
「社員のモチベーションがみるみるあがるオフィス環境デザイン」はこちらから読めます~。