事務所を追い出される~!!牧野直子ストーリー

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こんにちは、牧野直子です。

結婚後のストーリーを振り返っています。

以下、前回の続きから

 

子どもを産んで、子育てを一心不乱にしているあいだに、新しい仕事がなくなってしまいました。
その時に、泣きっ面にハチ。
事務所を出て行ってくれ!と言われ、ダブルピンチ。

そこで私がとった咄嗟の行動は、「私が住宅用に設計してここに住みます!」

事務所を住宅用に改装して私が住むという提案をしました。
そこでもピンチが何度もあったものの、最終的には解決し、私たち家族が住むことになる。

そして、自分が設計した家は、自分の作品として見てもらうショールームにもなる。その時に、勢いがあったアメブロを始めることにする。

そうだ!ブログだったら、営業で外に出歩けない私でも、できるかも。

マーケティングの師、藤村先生は、アメブロを一日3回 更新しなさい、と言っていた。1000記事アップしたら世界が変わるよ、ともおっしゃっていた。

そこで、私は改装した家のことや、家づくりのことなど、アメブロにいろいろ記事をアップした。

そして、ショールームである家にどうしたら人をもっと呼べるだろうかと、ランチ会を企画し、毎月開催した。
私が料理をふるまって毎月10名近くの人に遊びにきてもらった。

ところがである。

アメブロの読者さんは主婦がサロンや教室を行う人が多くて、本格的に工事をしようという人は皆無で、私が求める客層とは違い、まったく仕事につながらなかった。

逆に、無料でお店をコーディネートしてほしい!とか、3万円でショップのデザインをしてほしい!とか耳を疑うようなリクエストばかりがどんどん増えていった。

「3万円じゃインテリアデザインはできません」というと、「わかりました。」と断られる始末。

やっぱり、ブログで設計の仕事を取ろうと思うのは無理なんかなあ。。。

必死に毎日毎日ブログをアップして、読者登録して、コメント。

そして、自分の時間も前日準備と当日と後日のブログ編集と3日間まるまる時間が取られてしまうランチ会も毎月開催して、そこまでやっても、まったく仕事につながらない、というジレンマがどんどん膨らみました。

でもそこで、1件だけ希望の光が見えたんです。

アメブロをやって、家を見に来ていただいた方からの依頼で、大家さんの会で、講演をさせてもらえることになった。

ようやくブログから、仕事につながるかも!

淡い期待とともに臨んだ大家さんの勉強会での講演。

そして実際に、その講演を聞いて、ある人が設計の相談があるということで、私のところに見えたんです。

一級建築士。店舗やオフィスを主に設計しています。ワクワクする建築を作提案しています。お笑いとバレーボールが大好き。

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