こんにちは、牧野直子です。
モチベーションには段階がある
モチベーションには、段階があるんですよね。
STEPとして考えると、
1.やらない
2.叱られるから仕方なくやる
3.負けたくないからやる
4.将来のためにやる
5.やることそのものが楽しい
こんな順番。
私も、そうだよなあと、めちゃくちゃ自覚ありますね~。
モチベーションが必要なものって、子供の勉強も、私たちのSNS発信も、同じなのかもって思っています。
将来の効果がわかりずらいと、モチベーションが下がってしまう
やってもやらなくても、直接的にその利害がわからないもの、効果が出てくるのがかなり遠くて、本当にその効果があるかどうかわからないもの。そういった類のものは、なかなかモチベーションがあがらない時もある。
本当は、その行為自体が面白くて、自分から熱中してとことんハマってしまう(5の状態)ような状態になってしまえば、自分からどんどんそれを寝る間を惜しんでやるでしょう。
でも、なかなかそんなハマれる状況にもっていけないから、困るわけです。
まわりはどうやって声掛けしていけばいいのか
難しいのは、勉強などの行為を、いきなり5の段階にまで持って行こうとするから。だから、モチベーションにもこの段階的に細かく分かれていることを自覚して、それぞれに応じた声がけをしていけばいい、ということ。
そしてその声掛けは、モチベーションの一つ上の段階を意識して、声をかけていけばいいのだと思うのです。
一つ上の段階を意識する
最初の
1.「やらない」段階では、
まずは、触れさせてみること。一度体験してみると、そのハードルはかなり下がる。
知らないから怖い、という状況を取り払ってあげること。
こうやれば簡単だよ、と一緒にやってみたりするのも効果的。とにかく、初期段階のつまずきを取り払ってあげることですね。
2.叱られるから仕方なく の時。
この段階では、まず叱らないこと。
この行為自体を、ゲーム化してみたり、達成したら目に見えるご褒美をあげたり、行為を楽しくすること。
3. 友達に負けたくない、の時。
この時は、一つ上に 「将来のため」を持ち込んでみる。
友達に負けたくない以上に、自分の将来 の役得になる、ということを自覚させるわけです。
4.将来のため
そしてこれをやれば、効果が出てくる。この時は、目に見える効果もあると、さらにエンジンがかかる。そうなると、その行為自体が面白くてしょうがないというまではあともうすこし。
5.やること自体が楽しい
この段階になると、周りが何もしなくても、自分から進んでそれをやるようになります。ここまで来たらゴールですね!
まとめ
どうやってモチベーションをあげたらいいかわからない時は、
今、どの段階なのかをよーく観察して、その一つ上の段階を目指すようにするとよい。