こんにちは、牧野直子です。
国語力って生きていくうえでも、伸ばしたい
英語教育に関心がある親が多いけれど、現に私だって赤ちゃんの時から、子どもたちに英語に触れさせているけれど、日本語が大切だよな~、と感じる今日このごろ。
日本語がわかっていないと、英語での表現だってできないし、そもそも勉強の前に、一人の人間として不自由な思いをしないようにって考えると、空気を読む力、対人能力、コミュニケーション力、が必要って思うわけじゃない?
それって、基本は国語なんだよね。だからこそ、楽しくゲームで、国語力を伸ばす方法を考え中です。
言葉を飾りましょうゲーム
「言葉を飾りましょうゲーム」、試しにお風呂で息子とやってみた!お風呂でっていいでしょ。
ペンも紙も必要なくて、ほんとに言葉だけでできるゲームだから。しりとりみたいなもんだね。
言葉を飾りましょうゲーム、ってどういうゲームかというと、
最初、一人目が、
A犬が歩く
みたいなシンプルな主語と述語の文章を言う。そして次の人は、それに何か言葉を足していく
B白い犬が歩く
次の人は、さらに言葉をたしていく
A白い犬が、てくてく歩く
次の人はさらに言葉をたしていく
B白い犬が、エサを探して、てくてく歩く
こんな風に一言ずつ足していくんです。
どんどん長くなってくるから、覚えるのも大変だよね。こういうゲームもあるよね。
実際にやってみた
そんなふうに、「こうし(息子の名前)が眠る」
からスタート!
そして、一つずつ言葉を足していきます。最後に出来た文章が、
痩せたこうしが、歯磨きをして布団に入って、肉を食べる夢をみながら、すやすやぐっすり眠る。
ある程度面白い文章ができたら、じゃあ、違う文でやろう!と提案。
息子に、最初のお題を出してもらう。
「ママがおならをする」
がスタート。小学生男子らしいわ。。そして、出来上がった文章が、
ママがほくほくのサツマイモを食べながら、「もうお腹いっぱいで食べられないー」って言って、かわいくブーっとおならをする。
おならをするをちょっとかわいくしようと思って、私が、かわいくおならをする、って言ったら、息子が、かわいくブーっとおならをする、ってまた戻すし!
げーらげら笑いながら、2人でのお風呂タイムでした。
久しぶりだな~。こんなに息子と一緒に笑ったの。
主語、述語、修飾語の理解が進む
これって、主語、述語、修飾語の理解が進むゲームなんですよね。
一番最初のスタートの文章は、シンプルな「主語、述語」
それに、どんどん言葉をたしていく。考えるほうは、どの言葉をもっと詳しく言ったら面白いかなって考えながら言葉を足すから、新しく足す言葉が、何の修飾語かっていうのが理解できる。
そうやって、文章の構成が理解できるようになるんだよね。
慣れてきたら、ステップアップ
主語、述語の関係は、
何がどんなだ
何がなんだ
何がある(ない)
の4種類。
ちなみに、この4つは
何がどうする は、動詞
何がどんなだ は、形容動詞、形容詞
何がなんだ は、名詞
何がある(ない)は、動詞、形容詞、助動詞など、場合によりけり
なんですよね。
じゃあ、次は「何がどうする」の言葉を出してみて!って言ってみたら、この言葉の構造もわかってくるようになる。
国語の問題にも応用になる
国語の問題で、主語と述語を抜き出しなさい、っていう問題はたっくさん出てきます。
とても長い文章の中から、一番シンプルな文章を残すのが、主語と述語の問題をとくコツ。このゲームはその逆を行くんですね。
そして、この言葉はどの言葉を修飾していますか?っていう問題も、たっくさんあります。
ちなみに、
何がある(ない)の品詞が場合によって変わるとはこういうこと。
「お金がない。」「おもしろくない。」というときの「ない」は、形容詞。
「置いてある」「日本人である」というときの「ある」は、動詞を補助する補助動詞。
「食べない」というときの「ない」は、単独では意味をなさない助動詞。
いろいろあるけど、まあ~、そこはなんとなくでも(笑)
ではでは、ゲームで国語力アップ、いろいろ実践したいと思います~!