こんにちは、牧野直子です。
Eテレの「芸人先生」の2018/06/04の先生は、チョコレートプラネットさん。略してチョコプラ。生徒は、赤いきつねで有名な東洋水産さんの社員さんです。
講座の名前は、「スタイルを決めない講座」
でも、話を聞いてみたら、「アイデア発想法」の授業ですね。
そういう意味では、バイキングさんの授業と共通のところがたくさんある。ネタ作りの発想については、お笑いの哲学では、基本中の基本なんだろうな。
チョコプラの授業からの学び
チョコプラさんがおっしゃっていることは、おっしゃっていることは、まとめると、
ということ、なんだろうな。
ゼロから新しいものを作り出すのは難しいが、何かをずらすことで、新しいものが生まれるんですよね。
ちなみに、
バイキングは、定番を新しい「切り口」で切る
チョコプラは、定番に何かを掛け合わせる
という、どちらもアイデア発想法の授業でした。
基本の軸に、いろいろな要素を掛け合わせる
チョコレートプラネットさんのネタに、「わらび舞妓ちゃん」というゆるきゃらが出てくるコントがあるんだそうです。
【ゆるきゃら「わらび舞妓ちゃん」】
普通にかわいい!これって、
「ゆるきゃらの中の人が見えたら面白いだろうな」
という発想からさかのぼったんだろうな。
透明→わらびもち→京都→舞妓
っていうように。
それにプラスして、必要なのが、長田さんの技術力。
家柄が職人さんなので、モーターを使ったような小道具もお茶の子さいさいで自分で作っちゃうのだとか。
R1グランプリで、すごい手作りの小道具でネタしてた人だ!とつながりました。だから、このゆるきゃらも手作りだそうです!
【R1ぐらんぷりの長田さん】
新しい要素が、新しい出会いを連れてくる
このゆるきゃら、わらび舞妓ちゃんは、チョコプラのネタの一つだったのに、写真が、ゆるきゃら界で一人歩きして、どんどんリツイートされたんだそうです。
そして、自分たちのことを知らなかった人たちが、ネタを見てくれるようになった。
また、IKKOさんのモノマネでブレイクされたんですけど、もともとのチョコプラのネタにIKKOさんをかけあわせて、ネタを作ると、IKKOさんモノマネから知った人に、ほんとに見てほしいネタを見てもらえるようになった。
だから、自分の軸があって、それに、いろんな要素を掛け合わせていると、そこで新しい出会いにつながるんだな、ってことです。
お客さんへのさりげない気遣い
そして、細かいスキル的なことを言うと、
コントをする時には、お客さんにさりげない気遣いをしているのだそう。
座席によっては、フリップが見えにくいだろうなって思ったら、コントの動きの中でさりげなくどの角度からも見える ようにしてあげるとか。
なるほど~!という感じでした。
勉強になりますね!
私もデザイナーのはしくれだから、どんどんアウトプットしていかなきゃ。芸人さんのネタづくりを参考にして、どんどんアイデアを出していきたいと思います!