こんにちは、牧野直子です!
世界観を作ろう
お店を作るときは世界観を大切にしましょう!と言っているのですが、お店ほどシビアではないのですが、福祉施設だって、経営者の理念や世界観を形作ることは、とても重要です!
学校や保育園だったら、教育理念。そして経営者の考え方、それが世界観。
お店だったら、経営者の大好きなものを取り入れる。それで、世界観が生まれます!
サッカー好きだったらサッカーに関連したインテリアでお店を飾る。
アメリカンが好きだったら、それに関連した内装にする。
経営者の趣味が、まったくお店や建物の方針とゴリゴリに違ったらちょっとあれだけれども、、経営者の好きなことを取り入れることは、とてもいいことなんです。
芸人先生 ロバート × スパリゾートハワイアンズ
Eテレでやっている芸人先生のロバートの授業。
まさに「世界観を作ろう!」という授業 でした。
いわき市にあるスパリゾートハワイアンズにロバートが立ち寄ります。
そこで最初に行ったのがハワイ度チェック。
ここはハワイ!という設定のはずなのに、入口のテーブルの模様がハイビスカスじゃなくてコスモスだったり、雪だるまだったり。
ハワイとはちぐはぐのインテリアにチェックが入ってましたね。
そして手のポーズを取りながら、「アロハ~」って言うと、お客さんは「アロハ~」って返してくれるのに、店員さんにいうと、恥ずかしがってアロハ~って返してくれなかった。
あちゃーですよね。
店員さんより、お客さんのほうが、世界観にひたってるよ~!!
コントのキャラクターは世界観を作る作業
ロバートの秋山さんは、「憑依芸」って言われてますよね。
クリエーターズファイルで、いろんな職業の人になりきってます。それぞれの世界観を大事にしてるわけです。
あの人だったら、こういうセリフを言うだろうな。こういうセリフは絶対言わないだろうな。
そういう風に考えて、キャラを決めていくんだそうです。
だから、見た目もとっても大事。
カツラを決めるのに、最後の最後まで迷うこともあるそう。
世界観を決める時に、参考になるのが、あなたはそれにどんなイメージを求めますか?っていうこと。
世界観を作るには、そこに何を期待するかを考える
というお題をロバートさんは、スタッフさんたちに出していました。
そして、それぞれみなさん、期待することを書いています。
そして、その出てきた要素をそっくり、ハワイアンズの中に取り入れてみてはいかがでしょうか、ということでした。
この視点はいいですね!
私だったらハワイといったら、トロピカルなジュースだったり、陽気な感じだったり、それらは外したくない、って思ったら、それを世界観に入れていけばいいわけです。
例えば、吉本新喜劇に期待することは?→ 全員でずっこける、とかね。そしたら、それは絶対はずしちゃいけない。
世界観を作ろう!
私はデザインで、建物の中の世界観を考えるサポートをしますが、世界観を作るには、内装だけじゃない。そこにいるスタッフ。スタッフさんの言動。そういったところまで、共有すべきなんです。
世界観づくり、やってみてくださいね!