クリニックの待合室は、患者の信頼に直結します

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こんにちは、牧野直子です。

インフルエンザが流行っているようです。今日、地域の町会長や小学校校長、PTAが一同に集まる育成会の定例会だったのですが、近隣の小学校もインフルエンザで学級閉鎖とのことでした。

私のバレーボールのチームメイトも学級閉鎖って聞きました。

インフルエンザが猛威をふるっていますね。

家から帰ってきたら手洗いうがいを徹底したいところです。

 

去年は、私が息子を病院に連れて行った時に院内感染してしまった。たぶん。。。

私がインフルエンザになると、そのあとは、家族で少しずつ日程をずらして順番にうつるという。。

なんといっていいものやら、大変な2週間でした。

こんなこともあるので、インフルエンザが流行ると、待合室はインフルエンザの患者がたくさんいるわけだから、なるべくなら行きたくないと思ってしまうものです。

クリニックの待合室

私は職業柄か、クリニックに行っても、待合室の作りが気になります。

隔離部屋がないところ。あったとしても、数が足りなくて、結局意味をなしていないところ。

動線が悪くて、診察室に行く場合に、隔離部屋の近くを通らなくてはいけないとか、クリニックの入口の前が隔離部屋になっているとか。。そんなクリニックは気になって仕方ありません(笑)

 

こうなると、患者の立場としても、病院に行きたくないよ~~、、となってしまうんですよね。

待合室の作りって、その病院の信頼にも直結すると思います。

 

去年、私がインフルエンザになった時、漢方内科のクリニックにお世話になったのですが、そこでは、インフルエンザの疑いを伝えると、クリニックの一番奥の小さい部屋に通されました。

そこは、リクライニングのシートがあって、横になって休めるようになっていました。部屋もあたたかくされていました。

 

そして、院内感染をしないためにと、待ち時間を飛ばして、その小部屋まで先生が診察しに来てくれたのです。

 

ちょっとその対応だけで、その先生のファンになってしまったほど。

待合室の作りと、先生の診察の仕方で、こうも印象が変わるのかと思いました。

 

「突破」というテレビ番組を見ていて、離島の診療所が一つしかない場所で、島に感染病が蔓延するパンデミックになってしまった時、その医師がどうしたか、、というのがクイズになっていました。

 

その答えは

 

ドライブスルーのように、順番に車が並び、そこに先生が出向いて診察したそうです。

それで島の住民を先生一人で切り抜けたんですって。自家用車も、一種の待合室兼診察室です。一人一人区切られて診察ができるわけですから。

アイデア一つですよね。

クリニックにおいて、待合室の作り方は、とっても重要だと思います。命を守ることに直接関わってくるわけですからね。

 

患者の健康を丁寧に考えてくれるそんなクリニックが増えるといいな、と思っています。

 

一級建築士。店舗やオフィスを主に設計しています。ワクワクする建築を作提案しています。お笑いとバレーボールが大好き。