こんにちは、牧野直子です。
編集力について
いろいろネットで調べものをしていて、見つけた「ARすいぞくかん」
面白そう~!と思って、購入してみました。
ARすいぞくかん
ARというのは、拡張現実。
ARとは「Augmented Reality」の略です。
実在する風景にバーチャルの視覚情報を重ねて表示することで、目の前にある世界を拡張するというもの。ARは、現実の世界に視覚情報を重複表示させる。ARで有名なのが、ポケモンGOですね。私は、まったくやらなかったけれど(笑)
よく比較されるのが、VR。ARもVRも同じように視覚を利用する技術なんだけれど、ちょっと違う。
VRは、Virtual Realityの略。
VRは、おっきなゴーグルのようなメガネをつけて、あたかもそれが目の前におこっているかのようにする。仮想現実ですね!だから二つは違う。
ARすいぞくかんは、ページにあるマーカーを読み込むと、魚が3Dで表れて、スマホの画面の中をスイスイ泳いでいったりします。向きを変えると、下からの様子を見られたり、上からの様子を見られたりする。
映像につながるマーカーもあって、ペンギンのところのマーカーは、ペンギンが水の中をスイスイ泳ぐ映像がアップされる。
ARすいぞくかんを購入してまず、子どもたちの興味のひきがすごい!でもARをのぞくのに興味しんしんで、文字のところは読まなかったけど・・・。とほほ。
でも、興味をもって見ていると、その部分だけ映像で見られたり、CGで姿の全容が見られたり、面白いしかけ。
今までの図鑑
従来の図鑑といえば、辞書並みに厚くて、重いですよね。たくさんの動物が載っていて、それらの特徴が詳しくかいてある。これが普通だと思うんです。
でも、このARすいぞくかんで、素晴らしいなと思ったのが、その「編集力」です。
古代ゾーン、サンゴ礁ゾーン、人気者ゾーン、おもしろゾーンとテーマがわかれている。
そしてそれに適したものたちが、それぞれ載っている。
だからすべての種類が載っているわけではなく、厳選されたセレクトショップのようなもの。
今の時代は、調べたければ、インターネットでいくらでも調べることができる。
編集力
大切なのは、そこから何を選んで、自分が必要な情報を抜き出すこと。
興味のあるものをどう引き出すか。
そういう意味で、
さらに図鑑に載っている写真はすべて実物大。だからホンマグロなんかは、顔の一部しか載ってなかったり(笑)こういう切り口は面白いよね。
また、不思議に思う疑問を子供のキャラクターがしゃべっていて、それを博士が説明してくれるのもいい。
誌面に大きさのランキングが載っているのも比較できて面白いよね。
面白いなと思う要因
ひとつひとつの魚に対応して、CGや映像が見られる
等身大の写真でそろえる
大きさのランキング
不思議だと思うクイズ
ゾーンごとの切り口
興味が起きそうなものをセレクト
ARすいぞくかんの中で、面白いなあと思った要因もこれだけありました。ここから、面白い企画を考えていければと思います!