入りたくなるお店の外観は、これをちゃんと考えている。~赤坂見附編~

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お客様目線です。

こんにちは、牧野直子です。

 

先日、赤坂見附で約束があったのですが、あえて15分早く着いて、街歩きをしてみました。

こういうちょっとした時間でも、やるのとやらないのでは大違い。自分の蓄えにできるからいいですよね。

 

また、このお店入ってみたくなる~、と思うようなお店は、なぜそう思うのか考察することにしています。そうすることで、そのアイデアがストックされていくので。

 

赤坂見附の駅前の商店街。

歩いていて、うわあ~素敵!と目に止まったお店がここ。パレルモさん。

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イタリアンレストランですね。

 

アイレベルに花壇があったので、目についたのです。

花壇というのは視線の下のほうにあるのがほとんどだから、歩いているアイレベルにあるというのは珍しい。

小さいけれど、ちゃんと手入れがいきわたっているプチガーデンです。

 

そしてそのお花に目が止まると、次に目に入ってくるのは店前看板。イタリア料理のお店なんだ~っと認識します。そうするとそのすぐ後ろに大きなワインの樽があるのですが、その上に、お店のパンフレットが置いてあります。

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ふむふむとそのパンフレットを持ち帰りやすいですよね。

 

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そしてそこまで来ると、お店の中の様子がなんとなくわかるし、窓にも白いマジックでかわいい絵がたくさん描いてあります。ここはオープンキッチンになっていて、その様子もよくわかります。

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とっても雰囲気のいいお店ですよね。

 

私がそうやってちょっと写真を撮ろうとした矢先にも、女性が一人メニューをのぞき込んで、お店の中に入っていきました。

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お店の前の空間で、人間の視線をやる順番に、きちんと考えられていて、販促もきちんとされている。

 

これがいいなあって思いました。

 

次にいいなあと思ったお店がここ。Ostreaさん。

オイスターバーですね。

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私が生ガキがとても大好きだということもあるのですが、歩いていて、ショーウィンドウのように、氷の上に殻付きの牡蠣がディスプレイされていました。

 

これは、メニューのショーウインドウではなく、店内でもここから取って調理をしているのだと思います。お寿司屋さんでいえば、いわばネタケースみたいなもの。

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それが外を歩いていて、間近に見える。

これは、めちゃくちゃそそりますよね~~。

外を歩いているだけでは、値段がわからなかったので、どこかに値段がわかるものがあれば、なおさら安心です。

 

あとはこのお店です。

シガーショップ、なんて読むんだろう(汗)

お店の外観に、ジッポの質感が出ていますよね。

銀色の壁なんですが、それがいやらしくなく、洗練されたおしゃれな感じなんですよね。

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そして、歩いている場所の目線にディスプレイされています。

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私はタバコを吸わないので、詳しくはわかりませんが、好きな人ならきっと、もっと眺めてしまうだろうし、中に入りたくなるだろうなっと思いました。

 

入りたくなるお店の外観は、お客様目線を考えている

一番最初のパレルモさんを考察すると、どこに最初にお客様が目について、その先にきちんと情報があって、もっと詳しく知りたい人には、きちんとその情報を知ることができるように、その順番がきちんと設計されているなと思いました。

オイスターバーのお店も、美味しそうに飾られた牡蠣は、お客様が目につきやすい場所。

やはり、お客様目線になるというのが、大きなポイントだな!と感じました。みなさんも、ぜひお客様の目線になって、視線の順番を考えてみてくださいね!

一級建築士。店舗やオフィスを主に設計しています。ワクワクする建築を作提案しています。お笑いとバレーボールが大好き。