こんにちは、牧野直子です。
「もう、算数25点じゃないの!」
算数で悪い点数を取ったら、こんな風に言ってしまいますよね~。
言っちゃ言っちゃう。
いい所より、悪いところが気になってしまうのが普通
「いい成績」より「悪い成績」を見てしまうものです。
だってショックだもんね~。
いいところより、出来ていないところを見てしまいます。
得意なところはいいとして、なるべく苦手な分野をなくさせようとしちゃう。
これが続いていくと、得意なところはそのままにしておいて、苦手なところばかり勉強することになる。
これが続くと、どんどん平均的な成績になってしまう。
でもその子は、別の教科が「5」だったりしませんか?
ビジネスで求められるのは「得意科目」
社会に出てから、求められるのは、すべての成績が「3」の人よりも、何か一つ「5」の人。
自分自身が社会から求められることは、何かに秀でたこと。それが特に秀でていれば秀でているほど、世間から求められる。
あるいは、「5」の分野が二つあると、それも珍しいといういことで、重宝がられる。
ビジネスを行っていく上で、世間から求められるのはそういった才能。
だから、出来ていないところにばかり、目を向けて、苦手科目ばかり勉強させるよりは、得意な科目をもっともっと得意にするほうが、社会に出てからの引き合いが多いのです。
それに得意な科目は、子供も大好きだから、勉強することが楽しくなる。
学校では習わないような知識もどんどん入ってくる。
とっても勉強が大好きになるのです。
学生時代の出逢い
でも、やっぱり子供が、苦手な科目が出来ないのは、気になりますよね。
トップクラスの学校に行くと、有能な人材がそろっている。学生時代に出会った縁は、特別。だから、そこで出会った友人がビジネス上でも、とてもいい力になりやすい。という理由がある。そういう意味で、成績のいい学校に行くといい、いう実感はあります。
大学は専門に分かれていて、卒業後はライバルという意識が強くなる傾向がある。そういう意識がまったくなくフラットに付き合えるのが中学、高校。あとは大学の教養課程。
これをわかった上で、どの科目の成績を優先的にあげればいいか、ということを子供たちにも知ってほしいし、それを誘導する働きのある親御さんたちにも知っておいてほしいと思うのです。
まとめ:
成績が「1」と「4」の科目があれば、成績「4」の科目を「5」に、もっともっと伸ばすほうがいい。