こんにちは、牧野直子です!
私はドリームプランプレゼンテーション、通称、ドリプラの世界大会に2015年に出場しました。
ドリプラって?
そのドリプラとは、自分の叶えたい夢や事業を、10分間のストーリーとして、あたかもその世界が実現しているかのように、発表するプレゼン大会です。
プレゼンの中には、夢の世界観と、その夢をあきらめない理由も10分の中に組み込みます。
主催は、さまざまな企業をコンサルされている福島正伸先生。
わたしは、子育ての理想の社会として、食と心の健康を作る「しょこいくモール」を発表しました。
制約条件は成功条件
そのドリプラのプレゼンは、「制約」 がたくさんある。
10分間という時間。使用する写真や音源はすべてオリジナル。動画は使用できない。実現後のストーリーと本人のストーリーを入れなければいけない。
とまあ、規定がたくさんある。
なんでそんなに制約があるの?と思われるかもしれないが、それがあるからこそ、人を共感に巻き込む力がプレゼンに吹き込まれるのです。
ドリプラの準備中、福島先生から「制約条件は成功条件」と教えられました。
事業をおこすときは、制約条件がつきもの。
お金がない、人脈がない、、、といった諸条件があるからこそ、人は成長できるのだ、と。
その中で、どうやればその条件を突破できるのか、方法を考えつくすところに意義があるというわけですね。
プレゼンを魅力あるものにするのと同時に、起業家としてのマインドもそなえてしまう、というとことん練り上げられたスキームです。
私の修士論文
実は、私の大学院の修士論文。論文というようなかっこいいもんじゃないですが、
「制約があるからこそ面白い」という趣旨で、論文とそれに伴う設計を行いました。
建築を設計するときは、必ず条件がありますから。
場所の特性、使用できるお金、依頼主の希望、、、などなど。
制約があるから面白いスポーツ
制約があるからこそ面白い、ってどういうことかというと、
例えばサッカーを例にあげると、
チームは11人。相手のゴールにボールを入れたほうが勝ち。コートの大きさも決まっている。
手は使っちゃダメ。
というように、いろいろなルールがあるからこそ、そのゲームは面白くなる ということです。
勉強つまんない?
ドリプラや福島先生の「制約条件は成功条件」、という考え方は、苦しいことがあった時にそれを乗り越えるためのマインド作り。
でも、それを子どもにそのまま教えるのは、口あけてぽかーんとするので、ひとひねり。
ただのしりとりじゃなくて、「食べ物しばり」にしてみる。
ただの片付けじゃなくて、「音楽をかけて終わるまで」にやらせてみる。
というように。
語彙を増やす勉強になったり、なかなかやらないことをやり始めたり、するわけ。
だから面白くなる。小さい子どもたちには、これでやってみよう。
ルールを作る側になれ
これは、小学生までの取り組み方。では、中学生以上は?
決められたことをあーしろ、こーしろ、と言われるのがイヤだという中学生。
彼らには、ルールがイヤなら、ルールを作る側になれ。
といってみよう。
「勉強がつまらないなら、面白くする方法を自分で編み出せ。」
「そんなにルールがイヤなら、将来、ルールを作る側になってみれば。それはすごく楽しいこどだよ。」
でも、ルールを作る立場になるには、みんながそれが面白い!と思えることを考えられないといけない。それって、勉強しないとできないでしょ。
と、 どっちにしても勉強はしないといけないのか、、(ガクっ)
これは、家庭教師の ダンナの常套手段のようです。。
制約という困難は、考え方を変えれば、すごい味方になる
というお話でした。ではでは。