こんにちは、牧野直子です!
セミナーが終わって、
「何か質問したい方はいらっしゃいますか?」
と講師が聞いたあと、誰も手を上げずシーン、、、
これって自分が講師側だと、ただただむなしいよね~。
でも自分が生徒側だったら、結構やってる・・・。
チーン。。
あとで講師と二人きりになったら、聞きたいこといろいろ聞けるのになあ。
なんで、質問タイムのときに聞けないんだろう。
それは、みんな周りの目を気にしてるからなんですよね。
こんなこと聞いたら、他の人にアホやと思われへんかなあ・・とか。
こんなこと聞いたら、全然理解してないな、ちゃんと話聞いとったんか~、って思われへんかなあ・・・とか。
ディベート経験が日本人は少ない
欧米だと、きっちり自分の意見は主張できる子が多いじゃないですか。
それは、学校の授業でディベートを何度も経験しているからなんですよね。
今でこそ、日本の学校でも、学活の授業などで取り入れられはじめているようだけど、まだまだ定着していない。
家庭の中でディベートの場を作ろう
だからこそ、家庭の中でディベートの場を作ろう、ということです。
先日、私の両親が用事があって、上京してきました。
そこで、晩御飯を一緒にどこかで食べよう、と誘ってきたのです。
田舎の祖父母をどうもてなすか
娘は、ピザがおいしい近所のお店を主張!
息子は、近所のお刺身のおいしいちゃんこ屋さんがいい。
ちなみに息子は最初、お肉~!!!と主張して、(息子のこと知ってる人は笑ってください)駅前にある「いきなりステーキ」を主張したのですが、6人一緒に座れないでしょ!
と即効却下でした。(笑)
私も主人も、ちゃんこ屋さんがいい、ということで
1:3に。
多数決で言うと、ちゃんこ屋さんになりそうだけど、ここで引き下がらないのが娘。
よく言うと、芯が通ってますが、悪くいうとわがままです。
絶対ゆずりません。
そこで私が、娘に、
「なぜその店がいいのか、みんなによくわかるように説明して」
とお題を出しました。すると、
全員一同、ガクっ。ずっこけ。
「兵庫県からわざわざ来る、おじいちゃんとおばあちゃんを、おもてなしするんだよ。」
(お金を払うのは両親ですが・・汗)
え~、自分が好きだからっていう理由?!
一方、息子にも、なんでちゃんこ屋さんがいいか、理由を説明してもらう。
そうそう、そんな感じ。
「ママ(私)は、二人とも疲れてるから、あるく距離を短くさせてあげたいよね。だから、家から近い場所がいいから、ちゃんこ屋さんがいいな。」
娘、半泣きになる。。泣き叫びながら、
「でも、じいじとばあばは、ピザ屋さん行ったことないよ~。」(泣)
「そうそう、それいい理由じゃん!
ちゃんこ屋さんは行ったことあるもんね。初めてのお店を紹介してあげたい、っていうのはいい理由だね。
じゃあ、直接どっちがいいか聞いてみよう。」
と母に電話をしたところ、
「ちゃんこ屋さんがいいなあ。」
ということで、ちゃんこ屋さんに決定。娘も、なんとか了承した様子。
そして、それから1時間後。祖父母と家で待ち合わせして、ちゃんこ屋さんに行ったところ、
「すみません、満席です・・。」
日曜日だから予約しないで大丈夫だと思ってたのに、ガク、、、。
結局、行ったところは・・
じゃあ、ピザ屋さんにしよう。
とそのままみんなでピザ屋さんまで歩いていきました。
家からは少し歩くけど、広くて、外に庭とテラス席まである一軒屋のおしゃれなレストラン。
祖父母は、
「へえ、新宿の近くに、こんな素敵なお店があるんだね~」
とご満悦。
料理もおいしくて、大満足でした。良かった良かった。
無事、祖父母との会食も一件落着。
こんな感じで、意見が分かれたときは、チャンス!と思って家族でディベートしましょう。
バケツのお店のピザ屋さん
ちなみに、そのお店はこちらです。ピザ釜があって、本格的です。
照明がバケツでできているので、「バケツのお店」と子供たちは呼んでいます。
お店の雰囲気もおしゃれなので、私も大好きです。
(Hot pepper グルメよりお借りしました)
クッチーナ・デル・カンポ